本能のままに暴走する殺人衝動は、もう誰にも止められない!
ストーリー:連続殺人を研究し、その本を執筆しようとしている作家のブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は、恋人である写真家キャリー(ミシェル・フォーブス)と共に有名な殺人現場を訪ねながら、憧れの地“カリフォルニア”へと向かう旅に出る。二人は旅費を浮かせるため同乗者を募り、アーリー(ブラッド・ピット)と彼を盲目的に愛するアデール(ジュリエット・ルイス)の二人を乗せることに。しかし、ブライアンとキャリーは同乗者二人の本性を知らなかった・・・。
出演:ブラッド・ピット、ジュリエット・ルイス、デイヴィッド・ドゥカヴニー、ミシェル・フォーブス、グレゴリー・マーズ・マーティン、シエラ・ペシャー、ジョン・デュラハン
★★★★★ ブラッド・ピットはこの演技ができることを知って活動すべきである
ブラッド・ピットの映画ではこの映画がいちばんだ、と言えば、誰も賛成しないだろう。私はこの演技ができる役者は彼以外いないと信じている。この映画はブラッド・ピットが狂気を演じた時、いかに混乱乱雑狂おしい狂気の演じ方を知っているかの証明であるとみている。彼はうつくしい容姿とともにこの狂気の方向性を持っている。混乱のない作品は魅力がない、狂気のない作品はもったいない、男を演じるならこういう方向性がブラピだと確信している。他の俳優が演じたらと考えつかないのである。『12モンキーズ』の演技はお遊びにすぎない、『セブン』の罪は彼が演じるべきだった。極論と言うことはゼッタイにない。ブラッド・ピットの作品は輝いていそうで突き抜けた満足がない。どこを目指しているのかも不明な気になる。見たいと思うものは残るのか。それなら、この作品をあげたい、これがブラッド・ピットの映画だと、言い切れる。狂気を演じないなら『レジェンド・オブ・フォール』以外見るものがない。
★★★★☆ ブラッド・ピットの悪人ぶりが絶妙にハマってます。
関わりたくないなと思わせるほどかなり最低最悪な人間を演じていますが共演者もなかなかのメンバーの中でもその存在感は抜群です。ブラッド・ピットは観客目線の完全な善人よりも多少クセのある役の方が好演が多い気がします、自分が思うブラッド・ピットのベストワークは『ファイトクラブ』、『セブン』、次がこれって感じです、観る人によってはかなり刺激が強い作品かもしれませんが一見の価値はあると思います。
作品の詳細
作品名:カリフォルニア |
原作名:Kalifornia |
監督:ドミニク・セナ |
脚本:ティム・メトカーフ |
公開:アメリカ 1993年9月3日、日本 1994年6月1日 |
上映時間:118分 |
制作国:アメリカ |
製作費:850万ドル |
興行収入:240万ドル |
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