誘拐犯VS殺し屋、怒涛の銃撃戦の果てに生き残るのは誰だ!?
ストーリー:その日暮らしのアウトロー、ロングボー(ベニチオ・デル・トロ)とパーカー(ライアン・フィリップ)は、大富豪のチダック夫妻が出産を依頼した代理母のロビン(ジュリエット・ルイス)を誘拐し、1500万ドルの身代金を要求する計画を立てていた。身重のロビンを首尾よく拉致したまでは良かったが、チダックが裏社会の顔役であることに二人は気づいていなかった。チダックの命を受け、動き出した刺客たちに逆に命を狙われるはめになった二人は、出口のない袋小路へと追い詰められていく・・・。
出演:ライアン・フィリップ、ベニチオ・デル・トロ、ジュリエット・ルイス、ジェームズ・カーン、テイ・ディグス、ニッキー・カット、ジェフリー・ルイス、ディラン・カスマン、スコット・ウィルソン、クリスティン・レーマン、サラ・シルバーマン
★★★★★ 観る者の一歩先を行く
様々な思惑や事情が絡んで、三つ巴、四つ巴になるのですが、それぞれの人物の行動に無理なところ(疑問に思うところ)がなく、また、妙に手際が良いため、いつもならツッコミばかり入れている自分も、この映画に関しては納得しながら見入ってしまいました。登場人物達の振舞いが自然で説得力があることから、嘘がない映画って言えるのかな。面白いかどうかは個人の判断に任せるとして、よく練られた脚本だと思います。自分の場合は、偏屈な性格ながらも素直に楽しめました。
★★★★☆ 誘拐犯
主人公は誘拐犯であるが、決してお決まりのストーリーに流されることなく、といって、まったくの絶望感が漂うわけでもない。非常に良いバランスのところでストーリーは組み立てられているように思える。また、ラストの銃撃戦も痛みを感じてしまうようなリアルさがあり、非常に完成度の高い作品といえるだろう。また俳優もベニチオ・デル・トロだけでなく、ジェームズ・カーンが良い味わいを出している。
作品の詳細
作品名:誘拐犯 |
原作名:The Way of the Gun |
監督:クリストファー・マックァリー |
脚本:クリストファー・マックァリー |
公開:アメリカ 2000年9月8日 |
上映時間:119分 |
制作国:アメリカ |
製作費:850万ドル |
興行収入:1300万ドル |
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