人生はいつでも、やり直せる
アメリカの社会問題を背景に人生の転機を描く社会派ドラマ
ストーリー:大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴ(マット・デイモン)は、マッキンリーという農場以外はなにもない田舎町に、仕事のパートナーのスー(フランシス・マクドーマンド)とともにやってくる。マッキンリーには良質のシェールガスが埋蔵されており、近年の不況に大きな影響を受けた農場主たちから、相場より安く採掘権を買い占めるためだった。スティーヴは町の財政再建の救世主として迎えられたが、予期せぬ障害に行く手を阻まれる。採掘に反対する科学教師(ハル・ホルブルック)と環境活動家(ジョン・クラシンスキー)が現れ町の人々を説得、採掘の賛否は住民投票によって決められることになった。さらにスティーヴは仕事への信念と情熱を根本から揺るがすような、衝撃の真実を知ることになり・・・。ふと訪れた町で、図らずも自分の生き方を見つめ直す必要に迫られるスティーヴ。果たして彼はどんな決断を下すのか?
出演:マット・デイモン、フランシス・マクドーマンド、ハル・ホルブルック、ジョン・クラシンスキー、テリー・キニー、タイタス・ウェリヴァー、スクート・マクネイリー、ローズマリー・デウィット
★★★★★ 大企業と個人の価値観 どちらが重いか? 選択するのは自分
アメリカの田舎を舞台に、天然ガス採掘権をめぐって大企業と環境保護活動家の戦い、という単純なストーリーと思いきや・・・最後に意外なすべてが明かされる。出演者のリアルな演技も素晴らしい!大企業と個人の価値観、どちらが重いか?選択するのは自分。こんなメッセージがジワリ伝わる見ごたえのある作品です。
★★★★★ 素敵な終わり方
シェールガスの問題を通して、一人の人間の葛藤を描く映画。全体的にクールで俯瞰的な映像と演出が、マット・デイモンにマッチしていて良かった。さりげない、ほんのささいなシーンに大きなメッセージがあり、それが押し付けがましくなく、とても良いリズムを生んでいます。また、信念を持って仕事をしていた主人公と、ただの仕事として息子のために生きる同僚の生き方のコントラストが素晴らしく、ラストは一見あっけない終わり方かもしれませんが、かえってそれが深く胸に響きました。
★★★★☆ 必要以上に、必要がる必要はない!
最後のシーンでのレモネードを売っている少女の言葉や表情、老人の先生の「人並みには金がいる」を聞いていて、「生きていく上で必要以上に求める必要はない」と感じさせられる。実際、自分も年齢を重ねていく中でこう感じている。そんな人生の1つの教訓が、描かていたように思いました。映画の展開の中では、グローバル社のまさかの戦略にビックリしました!。超大企業って、実際なんな事もするのかなぁ~~(苦笑)。もし実際していたら、コワいですね。。。
★★★☆☆ 何が一番大切なのかを考えさせられる映画
人間は想像したものを作り上げてきたけど、それによって自然破壊があったり逆に不便になったり、豊かになるにつれて失うものも多くなった。映画の内容は置いといて、生きる上でそして地球で暮らすために何が一番大切なのかを改めて考えるいい機会になりました。
作品の詳細
作品名:プロミスト・ランド |
原作名:Promised Land |
監督:ガス・ヴァン・サント |
脚本:マット・デイモン |
公開:アメリカ 2012年12月28日、日本 2014年8月22日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:1200万ドル |
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