ラブ・ロマンス

フランス軍中尉の女

映画の中で、現実で、“男と女”が2つの禁じられた愛に落ちていく

ストーリー:ある港町で、アメリカ人女優アンナ(メリル・ストリープ)とイギリス人俳優のマイク(ジェレミー・アイアンズ)が映画『フランス軍中尉の女』の撮影に入っていた。時代は19世紀中頃、考古学者のチャールズは研究で訪れていた漁村で権力者の娘と婚約をする。しかし、偶然出会ったフランス軍中尉の愛人と惹かれあい、結ばれてしまう。一方、演じるマイクもアンナを愛しはじめており、実生活で不倫関係にあった。映画の撮影が進むに連れて交差する2つの禁じられた愛。いったい2つの恋の行方は・・・。

出演:メリル・ストリープ、ジェレミー・アイアンズ、リンジー・バクスター、ピーター・ヴォーン、レオ・マッカーン、リチャード・グリフィス、デビッド・ワーナー、アラン・アームストロング、ペネロープ・ウィルトン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 道ならぬ恋を描く格調高い映画

劇中劇である時代物の映画と同時進行に描かれる、主演女優と主演男優の道ならぬ恋。とても格調高く美しく描かれています。若い頃のJ・アイアンズが、とても魅力的で素敵です。『クレイマー、クレイマー』で、助演女優賞を獲得し、一躍メジャースターになった、M・ストリープが、相手役にと指名しただけのことはあります。二人の全く異なったタイプの女性を、ストリープが見事に演じ分けているところが見所です。。この作品で米のアカデミー賞を除くほとんどの映画賞の主演女優賞を総なめしました。ラストシーンも、意表を突かれた印象深いものです。『ソフィーの選択』と共に、M・ストリープが80年代を代表する女優と言われた代表作の一つだと思います。

作品の詳細

作品名:フランス軍中尉の女
原作名:The French Lieutenant’s Woman
監督:カレル・ライス
脚本:ハロルド・ピンター
公開:アメリカ 1981年9月18日、日本 1982年2月27日
上映時間:123分
制作国:アメリカ
製作費:800万ドル
興行収入:2600万ドル
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