クリスティーン、彼女は誰にも殺せない
ストーリー:内向的な少年アーニー(キース・ゴードン)は、学校の帰り道にスクラップ寸前の車“クリスティーン”を見つける。一目惚れした彼は車の虜となるが、“彼女”はただの車ではなかった。自らの意思を持ち、“彼女”の美と自尊心を傷つける人間を襲う、恐ろしい車だったのだ。そんな事とはつゆ知らず、アーニーは大金をはたいて、“彼女”を手に入れるが・・・。
出演:キース・ゴードン、ジョン・ストックウェル、アレクサンドラ・ポール、ロバート・プロスキー、ハリー・ディーン・スタントン、クリスティーン・ベルフォード、ロバーツ・ブロッサム、ウィリアム・オストランダー、ケリー・プレストン
★★★★★ 徐々に高まる恐怖感
1983年のジョン・カーペンター作品。車が生き物かのように感情を持ち、また運転手の精神までもおかしくして、人間を殺しまくる映画。徐々に恐怖感を観客に植え付けていく手法がまずうまい。だからバカバカしいとは思いつつ引き込まれていくんだなあ。壊れた車が元通りに戻る特撮なんかも凄いね。ホラー映画としてかなり楽しめます。
★★★★★ ジョン・カーペンターの「クリスティーン」
スティーブン・キングの原作をカーペンターが映画化。相変わらず夜のシーンが凄く素敵でうっとりします。キングの書き込みが深い分厚い本をもともと映画にするのには無理があり、本編では人物描写は原作にくらべるととても希薄。でも、このくらいシンプルなほうがホラーとしても楽しめる気がします。傲慢な女性の心をもったアメ車が暴れ回る様子はとても興奮できます。
★★★★☆ カーペンターのクリスティーン
スティーブン・キングの映画化作品。原作を随分アレンジしており、カーペンターの車を魅せる映画になった。真っ赤なアメ車の外見からくるインパクトが強くて、しかもきちんと女性的。あまり説明がないので神秘的でもある。燃えながら標的を追いつめるシーンや自分の体を修復するシーンは大迫力。全編にかかるオールディーズもぴったり。原作を忘れて楽しめる映画でした。
作品の詳細
作品名:クリスティーン |
原作名:Christine |
監督:ジョン・カーペンター |
脚本:ビル・フィリップス |
原作:スティーヴン・キング |
公開:アメリカ 1983年12月9日、日本 1984年5月5日 |
上映時間:110分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1000万ドル |
興行収入:2100万ドル |
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