ドラマ

セックスと嘘とビデオテープ

鬼才スティーヴン・ソダーバーグ監督のデビュー作となった衝撃のドラマ

ストーリー:夫ジョン(ピーター・ギャラガー)は弁護士、妻アン(アンディ・マクダウェル)は貞淑な主婦。理想的な夫婦の日常は、夫の友人・グレアム(ジェームズ・スペイダー)の出現によって波風が立ってゆく。ジョンの浮気に何となく気づいていたアンは、グレアムの向けるビデオカメラに心情を吐露する。欺瞞に満ちた日常は崩れ落ち、やがて浮き彫りにされてゆく自己の内面・・・。セックスと嘘が絡み合う日常の虚構が、グラハムという闖入者と彼が携えるビデオカメラによって暴かれていく・・・。

出演:ジェームズ・スペイダー、アンディ・マクダウェル、ローラ・サン・ジャコモ、ロン・ヴォーター、スティーヴン・ブリル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ソダーバーグの傑作

私はソダーバーグの映画の中では一番じゃないかなと思う。4人の男女の対比が絶妙で、生真面目でお堅い姉、奔放で姉にコンプレックスを感じてるが故に姉の夫と不倫する妹、弁護士なんだけど嘘つきな夫、美男で過去に傷を抱えてうまく生きられないその友人。この4人が絡み合って生まれるドラマがなんとも言えない。また、題名が絶妙だと思う。セックス(性衝動)に対するそれぞれの反応がその人達の性格をよく表していると思う。そして、ビデオテープを切っ掛けにみな自分の性と向き合って、それぞれの歩む道を模索しはじめることになる。実はソダーバーグ、この作品を未だ越えられていない気がする。最初が良過ぎた?

★★★★☆ 感性の違いと心通じ合う相手。

これは不思議な映画だ。アメリカ映画にありがちな、紋切り型な筋立てが完全に影を潜めて、微妙な雰囲気を全編に漂わせている・・・ジョンはやり手の弁護士で、確かに夫としては申し分のない相手だろう・・・しかし、感性の違い・生きる上で最も大切な事の違いは、結婚生活を続ける内にアンの心を蝕んでいたに違いない。自分のパートナーが社会的に申し分ないと理性で判断される時に、自分の人生に欠けているモノを正しく認識できるほど、多くの女性は強くないはずだ。しかし、ジョンの浮気が発覚した時に、爆発したアンの怒りの根底には、そうした、心が歓ぶほどに心と心が通ってはいなかった相手との結婚生活の時間の中で、心が通わない故に少しずつ少しずつ蓄積されていった憤りも大きくあったに違いない。この映画から受け取ったテーマの一つは、セックスの大切さって、やはり、相手と心と心が通い合っている歓びをお互いに感じたとき、初めて成立する行為なんだっていう事・・・そういうナイーブな心が求めるセックスと、快楽に溺れるセックスの両方を描くことで、本作はその対比を浮き彫りにしていると言える。

作品の詳細

作品名:セックスと嘘とビデオテープ
原作名:Sex, Lies, and Videotap
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:スティーブン・ソダーバーグ
公開:アメリカ 1989年8月4日、日本 1989年12月9日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
製作費:120万ドル
興行収入:3600万ドル
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