『戦場のピアニスト』のR・ポランスキー監督によるエロティックサスペンス
ストーリー:イスタンブールに向かう豪華客船。自分たちの愛を確かめる目的で妻フィオナ(クリスティン・スコット・トーマス)とともに乗り込んだ英国人ナイジェル(ヒュー・グラント)は、車椅子に乗った米国人男性の作家オスカー(ピーター・コヨーテ)やその妻ミミ(エマニュエル・セニエ)と知り合う。やがてオスカーはナイジェルに、妻ミミとの出会いやそれからの私生活を語りだす。パリの街角で出会った2人はこれまで、情熱的なセックスを通じて互いに愛情を確かめ合ってきたという。それを聞いたナイジェルとミミは激しく動揺してしまうが・・・。
出演:ヒュー・グラント、ピーター・コヨーテ、エマニュエル・セニエ、クリスティン・スコット・トーマス、ルカ・ヴェラーニ、ボリス・ベルグマン、ヴィクター・バナルジ、ソフィー・パテル
★★★★★ 文句なし、満点超え★
ある男女が出会い、強く惹かれ合い、求め合い、そして決してハッピーとは言えない結末へと向かっていくという、他にも似たようなストーリーの映画をいくつか思い出す中で、個人的に最高位に挙げたい作品です。もし、こういった映画が、好みが大きく分かれるというものであるなら、実際に見てみて、自分はどう感じるか判断するしかないのではないでしょうか。おそらく好きか、嫌いかの二つしかないのかなと思いますが、自分がどう言ったものが好みで、どういったものは嫌いなのかを知るきっかけのひとつにもなるかもしれません。この監督の映画を好きだという方や、何となく興味があるという人は、役者陣などの情報、他人のコメントなど、できるだけ前情報なしで見ていただくのがいいと思います。僕も自分の感想はできるだけ省略させていただきたいと思います。とりあえず、映画という限られた時間の中で、「描ききって」ます。見事だと思います。
作品の詳細
作品名:赤い航路 |
原作名:Bitter Moon |
監督:ロマン・ポランスキー |
脚本:ロマン・ポランスキー |
公開:フランス 1992年9月23日、日本 1993年2月6日 |
上映時間:139分 |
制作国:フランス、イギリス |
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