スリラー

フラットライナーズ

臓を停止させ、死後の世界を垣間見ようとする医学生5人の姿をスリリングに描く

ストーリー:シカゴの医大生ネルソン(キーファー・サザーランド)は、死後の世界を見るための実験計画を打ち明け、クラスメートのレイチェル(ジュリア・ロバーツ)、デビッド(ケヴィン・ベーコン)、ジョー(ウィリアム・ボールドウィン)、ステックル(オリヴァー・プラット)の4人が協力することになった。彼らはネルソンの心臓を停止させ、一分後に蘇生を試みる。実験は成功し、ジョー、デビッド、レイチェル、が次々と実験台になる。だが、死後の世界から戻った彼らを待ち受けていたものは・・・。

出演:キーファー・サザーランド、ジュリア・ロバーツ、ケヴィン・ベーコン、ウィリアム・ボールドウィン、オリヴァー・プラット、キンバリー・スコット、ジョシュア・ルドイ、ホープ・デイヴィス、パトリシア・ベルチャー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 史実を基に展開するスリリングアクション

死後の世界の探究は欧米では比較的真剣に医学者たちが研究していると言う。その体験談がストーリーの随所に生かされている。30年前に観て衝撃を受けた作品だったが、今になって改めて鑑賞しても新しい新鮮味があった。不朽の名作である。

★★★★★ 死後の世界は現人生の記録媒体だった!

永遠に消えない過去の記憶。特に良心の呵責は、生きて清算しないと死んでからでは手遅れとなる。そんな結論をズバッと映像体験させてくれる本作は隠れた名作なのです!繰り返し見るほど俳優陣の若き力演に魅せられる映画でもある。

★★★★☆ 豪華俳優陣の若かりし姿

当時は臨死体験の映画として結構話題になっていましたが、今見てみると内容はそれほど過激でもなく、面白いとも言えない内容でした。見所としては今では一流俳優になっている人達が若手の俳優として出演していることでしょうか。結局、臨死体験とは何だったのだろうか?という疑問に明確な答えはなく、後半は主人公達の贖罪行為となって終了しました。臨死体験では自分の実体験(無意識下の罪の意識)から来る幻覚、もしくはカトリックでいう煉獄の状態になり、過去に犯した罪の贖罪となったのでしょうか?細かく見ようとすると聖書の知識が必要になってくるのかもしれません。インパクトのある内容ではありますが、何度も見たくなるような名作まではいかない、というのが個人的な感想です。

★★★☆☆ 今は大スターの役者陣が活躍します。

死んでみる。そしてその死の淵から生還する。この着想は面白いと思います。誰も知らない死後の世界を体験するわけですから掴みはOKでした。ところが残念なことに、私たちの関心事である死後の世界はまったく描かれません。描かれているのは小さい頃いじめたクラスの子との関係とか、はたまた自殺した父の心情を探る女性医学生などです。つまりそれは、決して死後の世界ではなく、幻覚や夢でも話は進むのです。私たちが見たかった死後の世界。それはこの映画には無いです。

★★★☆☆ 宗教観で名作だったり駄作だったり

キリスト教世界観で描かれた作品です。観る人の宗教観で名作とも言えるし駄作とも言えるのではないでしょうか?同じ設定で日本人監督が撮ったらまったく違う展開になりそうです。間もなくリメイク作品が公開されますが、リメイク作品を撮った人の宗教観によっては違う展開になっているのかも?『ダークナイト』や『ミリオンダラー・ベイビー』などの作品にも言えることですが、キリスト教世界観が薄い日本人には賛否があるでしょう。幼い頃からそして成長してからも日常にキリスト教があるアメリカ人にはもっと賛否両論ありそうです。

作品の詳細

作品名:フラットライナーズ
原作名:Flatliners
監督:ジョエル・シュマッカー
脚本:ピーター・フィラルディ
公開:アメリカ 1990年8月10日、日本 1991年2月22日
上映時間:114分
制作国:アメリカ
製作費:2600万ドル
興行収入:6100万ドル
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