高度一万メートルの密室で繰り広げられる、恐怖のサスペンス・アクション!
ストーリー:夫の突然の死という悲しみの中、航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は、6歳の愛娘ジュリアとともに故郷ニューヨークへと飛び立った。夫の棺を乗せて離陸したそのジャンボジェット機は、カイル自身が設計した最新鋭の旅客機。機内で数時間の眠りから覚めた彼女は、娘の姿が見当たらないことに気づく。高度1万メートルの上空で、ジュリアは跡形もなく姿を消したのだ。愛する娘を必死で探すカイル。だが、同じ飛行機に乗り合わせた乗務員、乗客の誰一人としてジュリアを見た者はいない。いつの間にかジュリアの痕跡は完全に消し去られ、荷物や航空券はおろか、搭乗記録さえ存在しないのだ!いったい何故?容疑者は400人を越える乗務員と乗客すべて。手がかりはゼロ―。だが、カイルには娘への限りない愛と、最新鋭旅客機システムに関する豊富な知識があった。見えざる邪悪な陰謀に立ち向かうため、カイルのたった一人の戦いが始まった・・・。
出演:ジョディ・フォスター、 ピーター・サースガード、ショーン・ビーン、エリカ・クリステンセン、マイケル・アービー、グレタ・スカッキ、マシュー・ボマー、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
★★★★★ 母はつよい
誘拐された娘のことをだれも信じてくれない中を戦った母。母は強いと最後場でハラハラドキドキ。そして意外な犯人楽しかったです。
★★★★★ 母の執念とサスペンス
アカデミー女優のジョディ・フォスター主演の映画。上空1万メートルの航空機内で起こるサスペンス・ドラマです。ジョディ・フォスターが、見事に母親の執念を物語で描いています。ビルの屋上から落下して死んだ夫。そのお棺を航空機で運ぶ途中、娘がいなくなる。いたはずの娘を、周りの客も見ていない。搭乗された形跡もないという。この時点で、精神症を疑われて仕方ないはずで、孤立化されていくでしょう。しかし、この逆行を跳ね返し、自分の娘を探し出すことで、自分の正当性を証明するのですが、ジョディーの母としての執念は、地でいっているという感じです。
★★★★☆ 『パニック・ルーム』同様、今回も子供を守る強いお母さんをみせつけた ジョディ・フォスター に、拍手 (^o^)ノ
おもしろい!!とっても良くできたサスペンス・スリラーに仕上がってる。見ている側も、本当にジョディ・フォスターが幻覚を見てたんじゃないか?と思わせるほどのデキだった。飛行機の内部もいろいろ分かって、別の意味でも楽しめました。それにしても、『ゴシカ』って映画もそうだったけど、自分が見たこと・体験したことを、周りの全ての人から認めてもらえず、妄想・幻覚・・・だと決めつけられると、自分でも何が何だか分からなくなってくるよね。ホント、怖い・・・!
★★★☆☆ 魅力的な設定を活かしきれなかったのが残念
飛行機に一緒に乗り込んだはずの一人娘がいない。過剰なまでの愛情をそそぐ娘が、飛行機という密室で忽然と姿を消してしまう。しかし誰も娘を見たものはいない。はたして娘は誘拐されたのか?それとも、強すぎる愛を持つが故の母の妄想なのか?『フライトプラン』は評価が難しい作品でした。面白くないわけではないけれど、すっきりしない。まず、密室である飛行機で娘が煙のようにいなくなるという設定は魅力的で展開が非常に気になります。しかしながら、その後にジョディフォスター演じる母のとる行動が常軌を逸しすぎていて観る方にとっては感情移入しにくいのが難点です。もちろん、演技は完璧なんですが、あまり応援したいと思えない主人公かもしれません。「母の愛」を上手く表現できているとは思えませんでした。また娘がいなくなった真相の理由付けも、唐突に明かされるので「意外!」と驚くよりも、「本当にそれでいいの?」と変な心配をしてしまいました。ただし見所もあって、前半で散々、不利な条件のそろっていた主人公がダイハードばりに大暴れする後半はそこそこのカタルシスがあります。飛行機の構造に詳しいという特技も活かされますしね。荒唐無稽な話でも、観ている方を夢中にさせるだけのアイデアや展開があれば映画は良いのですが、「フライトプラン」は設定が先にありで、魅力あるキャラやストーリーを作れなかったんではないかという気がします。
作品の詳細
作品名:Flightplan |
監督:ロベルト・シュヴェンケ |
脚本:ピーター・A・ダウリング、ビリー・レイ |
公開:アメリカ:2005年9月23日、日本:2006年1月28日 |
上映時間:98分 |
制作国:アメリカ |
製作費:5500万ドル |
興行収入:2億2300万ドル |
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