ドラマ

ペーパーボーイ 真夏の引力

ハリウッドスターたちが衝撃のタブーに挑戦した、あまりにもスキャンダラスな真夏のミステリー

アメリカのベストセラー小説の禁断の映画化に挑んだのは鬼才リー・ダニエルズ監督。数々の映画賞を受賞しヒットした『プレシャス』に続く待望の新作となる。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品し、話題を呼んだ本作はひと夏の青春物語を軸に人間の内なる心と社会に潜むダークサイドをスリリングに描いた衝撃作。タブーに挑んだ若手&人気実力派スターたつの鬼気迫る演技で圧倒する! R-15指定作品

ストーリー:1969年のフロリダ、愛に飢えた孤独な新聞配達の青年ジャック(ザック・エフロン)。大学を中退し、やりたいこともない退屈な日々だったが、謎の女シャーロット(ニコール・キッドマン)と出会い始めて本気の恋をする。しかし彼女には獄中の婚約者ヒラリーがいて、切ない想いを募らせていく。シャーロットはヒラリーの冤罪を証明するため、ジャックの兄で新聞記者のウォード(マシュー・マコノヒー)へ調査を依頼、取材助手を務めることになったジャックは殺人事件の真相をめぐる濃密な人間模様に引き込まれ、人生を大きく変えていく・・・。

キャスト:ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザック、デヴィッド・オイェロウォ、スコット・グレン、ネッド・ベラミー、ニーラ・ゴードン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おやっと?思うほど

ニコール・キドマンこんなにお色気があったのと思うほど野性的になっている。そんな中意外な男がホモだたりして、新聞記者の記事のためなら何でも有りと言ういやらしいところ、ストーリー展開が読めない面白い映画で、時間があればもう一度見ようと思っています。

★★★★★ 人間のダークサイドをスリリングに描いた衝撃作!

センセーショナルを巻き起こしたピート・デクスターの原作『ペーパーボーイ』黒人でゲイ、性的マイノリティのリー・ダニエルズ監督でしか描けない作品。ハリウッドスターたちがタブーに挑戦した秀作です。ジトジトした重苦しい映像でハードな性的マイノリティの世界を見事にサスペンスに織り込んでいます。理解をできなくとも、性的マイノリティの方々を理解しようとするきっかけにはなりました。ゲイでドM、過激な暴力を受けることで喜びを得る性的マイノリティのウォード。そのショッキングな死に様は「マゾの絶頂」最も幸せな死の瞬間だと思いました。リスクを恐れないマコノヒーの演技は圧巻、凄い役者だと思いました。殺人鬼マニアでスリル依存症のシャーロット、文通だけで受刑者と結婚、バイオレンス承知のドМだ。痛めつけられて「生き地獄の絶頂感」彼女らしい幸せな死であったのではないだろうか。殺人鬼ヒラリー、死刑という逃げ場のない追いつめられる恐怖の死は、「サイコパスの絶頂」最も幸せな死であったのではないだろうか。残酷と不条理、ペーパーボーイのひと夏の青い体験です。

★★★☆☆ 途中まで頑張ったんだけれどメロドラマでした

元家政婦だったニグロの女性が出版物に関するインタビューを語る形式で話が進むのだけれどその必要性もあまりないんですよね。どの登場人物も「匂い」はあるのにそれが最後までただのお飾りで終わってしまう映画、もうちょっと深いところから何か訴えてくるものがあるかと最後まで期待したのですが何もありませんでした。一言でいえば、ある20歳の青年のひと夏の体験。公民権問題、同性愛、壊れた家族、母親への恋慕、初恋、愛する人たちの死、作家デビュー。あくまで青春を感傷的に描きましたというラインにとどまる内容です。

作品の詳細

作品名:ペーパーボーイ 真夏の引力
原作名:The Paperboy
監督:リー・ダニエルズ
脚本:リー・ダニエルズ
公開:アメリカ 2012年10月5日、日本 2013年7月27日
上映時間:101分
制作国:アメリカ
製作費:1200万ドル
興行収入:300万ドル
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