ドラマ

私が愛したヘミングウェイ

戦争によって引き寄せられ、その後、戦争によって引き離された二人の恋物語

「武器よさらば」「誰がために鐘は鳴る」「老人と海」などの名作を遺した文豪アーネスト・ヘミングウェイだが、豪放な性格と突出した行動力を持ち、生涯で4回も結婚した。本作は彼と3人目の妻ゲルホーンの情熱的関係を、世界各地を舞台に再現

ストーリー:1936年、戦時特派員のマーサ・ゲルホーン(ニコール・キッドマン)はキーウエストのバーで有名な作家ヘミングウェイ(クライヴ・オーウェン)と出会い、その豪快で情熱的な人柄に魅了される。2人は内戦が続くスペインで再会し、同じホテルの同じ階に泊まったこともあり、肉体関係を結んでしまう。ポーリン(モリー・パーカー)という2番目の妻がいながら、ヘミングウェイはゲルホーンと一緒にいる時間が増えていく。ついにヘミングウェイはポーリンとの離婚を成立させ、1940年、すぐにゲルホーンと再婚する。しかし、時は第二次世界大戦下。戦時特派員のキャリアを重視して海外に向かいがちなゲルホーンからヘミングウェイの心は次第に離れていき、2人はついに正面から衝突するようになって・・・。

出演:クライヴ・オーウェン、ニコール・キッドマン、デヴィッド・ストラザーン、ロドリゴ・サントロ、モリー・パーカー、パーカー・ポージー、サンティアゴ・カブレラ、トニー・シャルーブ、ラーズ・ウルリッヒ、ジョアン・チェン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 日本では見られない貴重な映像多数

ゲルホーンのことはこの映画で初めて知った。日本では見られない欧州での戦争の映像が多く挿入されていて、そこにヘミングウェイとゲルホーンが存在しているかのような造りが興味深い。印象に残った戦争の映像では、飛行機の大きな翼の上に多くの落下傘兵士が出てきて順番に空中にジャンピングするシーンだ。あんな映像初めてだ。二人のセックスシーンが際どい撮影で、あのキッドマンがアソコまでやるとはびっくりした。40歳を過ぎていてもやはり綺麗だ。しかし老けた時の顔がよくできているから、自分が老けるとだいたいこうなるのかと思うと彼女も切ないだろなって思ったね。今のキッドマンはまだまだ凄い美人だが、老けたキッドマンはちょっと気難しそうなおばあさんって感じで、キッドマンもああなると思うと人生のはかなさを変なところで感じたりする。

作品の詳細

作品名:私が愛したヘミングウェイ
原作名:Hemingway & Gellhorn
監督:フィリップ・カウフマン
脚本:バーバラ・ターナー
公開:アメリカ 2012年5月28日
上映時間:154分
制作国:アメリカ
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