ドラマ

ファミリー・ツリー

“ファミリー・ツリー” それは、大地に根を張り受け継がれる家族の系譜

ストーリー:ハワイ・オアフ島に生まれ育った弁護士のマット・キング(ジョージ・クルーニー)は、美しい妻と二人の娘たちの四人で何不自由なく暮らしていた。ところが──ある日突然、ボート事故で妻が昏睡状態に陥ってしまう。さらに妻に恋人がいて、離婚を考えていたことが発覚するだけでなく、その秘密を長女までが知っていることに気付くのだった。折しもマットは、カメハメハ大王の血を引く先祖から受け継いだ広大な土地の行方について決断を迫られていた。売却すれば一族に巨額の富が入るが、大自然は失われる・・・究極の選択に頭を抱えていた。全く予期せぬ形で人生の転機を迎えたマットに突きつけられたいくつもの問いかけ。自らのルーツを見つめ直し、家族の絆を取り戻すためにマットが選んだ道とは・・・。

キャスト:ジョージ・クルーニー、シェイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウス、ボー・ブリッジス、ジュディ・グリア、マシュー・リラード、ロバート・フォスター、メアリー・バードソング、バーバラ・リー・サザン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 心温まる家族愛

父親と年頃の娘たちがお互いの理解を深めていく姿が、ハワイの美しい景色と音楽と共に温かく伝わってきて良かった。

★★★★★ ある家族の物語

この映画がアカデミー賞を取っていたと知り改めて見たくなり購入しました。ジョージ・クルーニーも素晴らしいです。子供にあまりかまってやらなかった仕事人間が妻の事故をきっかけに父親になっていく姿がちょっと微笑ましく思えました。しかし妻が浮気をしていたと知り、苦しみもがきながら 最後は妻の最後の望みを叶えてやる姿は感動的でもありました。地味な映画ですが見ごたえあるメロドラマです。

★★★★☆ ハワイに包まれる

強く感情を揺さぶられるといったタイプの映画ではないと思いますが、見終わったあとに何かが静かに心に残る作品だと思います。珍しく冴えない父親役のジョージ・クルーニーが、二人の娘たちに翻弄されながらも不器用に奮闘する様子がリアルです。長女の男友達もいい味を出しています。もっと大きく心を揺さぶるような演出も可能だったと思いますが、ほどよく抑制が効いた感じになっています。中年男性の挫折というか精神的な危機や、そこからの再生や和解、家族の絆、そして、代々受け継がれてきた土地への敬意などがバランス良く描かれています。全体として、ハワイの風景が映画を引き立てています。ヘッドフォンなどで観賞すると、ハワイの音(海や風の音、あるいは静寂)がよりはっきりと聞こえてきて良かったです。個人的には何度見ても飽きない映画で、会話も多く、英語の勉強にも適していると思います。

★★★☆☆ 南の島の風を感じる作品。

シリアスな物語が展開されてもおかしくない設定だと思うがそうではなく、終始どこかユルい雰囲気に包まれて話が進んでいきます。舞台がハワイで音楽もハワイアンということも一般的なイメージと相まってそう感じるのでしょう。(冒頭では必ずしもそうじゃないとナレーションが入っていますが。)最後の結末まである程度読めてしまう等、作品内容にも多少のユルさが感じられますが、登場人物は意外に良い味出てると思うし、クスっとさせられる場面もあり終わりまでわりとだれずにしっかり鑑賞出来ました。好きになる事はあっても嫌いになる事は無いような不思議な空気を持った作品だったと思います。

作品の詳細

作品名:ファミリー・ツリー
原作名:The Descendants
監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:アレクサンダー・ペイン
公開:アメリカ 2011年11月16日、日本 2012年5月18日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:1億7700万ドル
Amazonで探す
Amazonプライムで視聴する(吹替版)
Amazonプライム30日間無料体験を試す
楽天市場で探す

関連作品

  1. ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト

  2. コンフェッション

  3. アルバート氏の人生

  4. ブラウン・バニー

  5. 暗黒街の女

  6. リヴァプール、最後の恋

PAGE TOP