ドラマ

ディファイアンス

1,200人ものユダヤ人の命を救った兄弟の実話を、ダニエル・クレイグ主演で映画化

1941年、ナチス・ドイツの独裁政権下。オスカー・シンドラーに匹敵する、1,200人ものユダヤ人の命を救った兄弟がいた。戦後60余年を経た今、これまで語られることのなかった感動の史実を、『ラスト サムライ』で明治維新後のサムライ魂を描いた名匠エドワード・ズウィック監督が自ら脚本を手掛けて映画化。主人公のユダヤ人リーダー、トゥヴィア・ビエルスキを演じるのは、新生ジェームズ・ボンドとして『007/カジノ・ロワイヤル』、『007/慰めの報酬』で一躍ハリウッド・スターの仲間入りを果たした
ダニエル・クレイグ。ハリウッド最高のスタッフとキャストが紡ぎ出す真実の物語は『シンドラーのリスト』『戦場のピアニスト』を超える、心揺さぶられる感動のストーリーとなった。そして、強大な敵に僅かな武器で立ち向かう迫力の戦闘シーンには、圧倒的なリアリティを感じると同時に、彼らの勇気ある「抵抗」に喝采を贈らずにはいられない。

出演:ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベル、アレクサ・ダヴァロス、アラン・コーデュナー、マーク・フォイアスタイン、トーマス・アラナ、ミア・ワシコウスカ、ラヴィル・イシャノフ、トーマス・アラナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ポーランド戦の一場面

ナチスのポーランド侵攻後、ポーランドの様子が分かる。特に、ユダヤ人がドイツ人とポーランド人の両方から責められる2重構造が表現されている。森に退避したユダヤ人が終戦までよく、耐えたと思う。第2次対戦の映画ファンにはオススメの作品。

★★★★★ 生き延びる凄まじさ。

第二次世界大戦の戦禍の中で、ビエルスキ兄弟が1200人という多くのユダヤ人を救ったという実話をベースに映画化されたものです。映画化により脚色は入っているものの、その凄まじい状況には、こころを強く動かされるものがあります。同じ人間として、狩を楽しむがごとく、繰り返される行為は決して許されるべきではなく、二度と同じ過ちがあってはならない。パルチザンとして、小さな抵抗だったかもしれません。それでも、森に潜み終戦まで過ごし生き抜くことにより、その後、10倍以上の子孫が育っていったとのこと。決して諦めず、生き延びることに、命の大切さを学びました。
ビエルスキ兄弟の長男であり、主演のリーダー役として、ダニエル・クレイグは適役であり、意志の強い鉄人のごとく、決して打ち砕かれることのない、叩いても叩いてもボロボロになってもとにかく前へ前へと向かっていく姿にこころを打たれました。こういった映画を見ることにより、歴史を振り返り、きちんとした誠実な考えを持つことができるといえます。タイトルの”ディファイアンス”(原題:Defiance)は、”果敢な抵抗”という意味だそうです。

★★★★☆ ホロコーストの悲劇だけではない

本作はホロコーストに焦点をあてた悲劇ではない。1941年から3年間、ナチス占領下の東欧ベラルーシにおいて、ユダヤ人狩りから逃げ延びた多くの人々が、主人公であるビエルスキー兄弟の下でコミュニティを築き、自由のため、生き延びるために武器を持って戦った物語。ユダヤ人の近代史といえば、ホロコーストの悲劇を誰もが思い描くだろうけど、レジスタンスとしてナチスに立ち向かった人々もいたのだなと・・・脅威はドイツ兵だけでなく、飢えや寒さ、兄弟との対立、同胞とのいさかい・・・そういった描写がストーリーに起伏をもたせ、緊張感を煽っている。『戦場のピアニスト』や『シンドラーのリスト』ほど衝撃的な内容ではなかったが、弾圧や迫害の中を生き抜いてきたユダヤ人の近代史を描いた映画としては、本作は外せない。

作品の詳細

作品名:ディファイアンス
原作名:Defiance
監督:エドワード・ズウィック
脚本:クレイトン・フローマン
公開:アメリカ 2009年1月16日、日本 2009年2月14日
上映時間:136分
制作国:アメリカ
製作費:2800万ドル
興行収入:5100万ドル
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