ドラマ

ニューヨーク 最後の日々

華やかなメディア業界の光と影をサスペンスタッチで描いたヒューマンドラマ

ストーリー:ニューヨークで30年以上のキャリアを持つパブリシスト、イーライ(アル・パチーノ)。メディアの仕掛け人として脚光を浴びてきた彼の最後の仕事は、難民救済を呼びかける慈善パーティを開催すること。虚飾にまみれた人生の中で初めて私利私欲を抜きに手がけるイベントだった。これが終われば引退し、亡き弟の妻ビクトリア(キム・ベイシンガー)と残りの人生を静かに過ごす。そのために自らの人脈をフルに生かし、パーティーを成功させるために奔走するイーライ。しかし、彼のクライアント、ケアリー(ライアン・オニール)から愛人ジリー(ティア・レオーニ)に関するスキャンダルの揉み消しを依頼された時から、イーライの運命は少しずつ狂っていく。パーティーの成否、降りかかるトラブル、遂げられない思い・・・。プライドと情熱をかけた、タフでエキサイティングな1日が始まろうとしていた。

出演:アル・パチーノ、キム・ベイシンガー、ライアン・オニール、ティア・レオーニ、リチャード・シフ、ビル・ナン、ロバート・クライン、マーク・ウェバー、ラムジー・ファラガラ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ イーライはかわいい業界おじさんです。

今は落ちぶれリタイア寸前で、羽がばさばさになった小鳥のようです。前半楽しい?感じで、ラストを初めて見た時はショックで貧血起こすかと思い、エンディングの歌が始まって思考が戻る感じでした。なんでこんな事に?混乱してたから?どこまで記憶に?刑事の忠告。バイバイに反応するイーライが悲しい。気晴らしになる映画ではなく、知ってると思っていても都会には裏の面があるという教訓的な話。アル・パチーノがずーっと出てます!が、格好良くなきゃという方には勧められません。イーライの設定が分からない方は編訳本出てます(映画のままの内容)。ところで、モデルになったボビー・ザレムって何者?

★★★★☆ アル・パチーノ 最近疲れ役 多くない?

根っからのアル・パチーノのファンなので予備知識ゼロで観ました。まず、わからなかったのがアル・パチーノの職業。日本ではこういう仕事があるのかな?パブリシスト、要するに人と人の紹介役かな。引退当日の最期を描いたドラマですが、俺の人生は何だったんだ!とぼやくアルの悲しさ、しゃべり方、小さな仕草などまさに円熟の極み。男の引き際としても余りに悲しい。大都市ニューヨークに 飲み込まれた印象を持ちました。小さなドラマで大きな余韻の作品です。

★★★☆☆ 退廃的なアルパチーノ 純朴なキムベイシンガー

最初から最後までアル・パチーノの髪がぐちゃぐちゃで、広報マンなのにそんなんでええの?ってハラハラさせられます。ハーバード大を出て、理想を持った青年が、現実に揉まれ、ニューヨークという街で生き続けるため様々な色に染まる。米芸能界の華やかな姿の裏側を、醜く醜く描いています。対照的なのが田舎からでてきたキム・ベイシンガー。えらい物分りのよい、純朴な女性を演じています。なんだろうアル・パチーノの作品だから期待してしまうのか、物語の深さを感じられなかったのが正直なところ。だからごめんなさい星三つ。企業戦士(言葉古い?)のお父さんたちが見たらほろっとさせられる作品かもしれません。だけどアル・パチーノが退廃的すぎかも。

作品の詳細

作品名:ニューヨーク 最後の日々
原作名:People I Know
監督:ダン・アルグラント
脚本:ジョン・ロビン・ベイツ
公開:アメリカ 2002年10月11日、日本 2003年6月14日
上映時間:100分
制作国:アメリカ
興行収入:500万ドル
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