スリラー

将軍の娘 エリザベス・キャンベル

女性士官殺人事件の捜査中に重大な秘密を知ってしまった犯罪捜査官の姿を描いた猟奇殺人ミステリー

ストーリー:ジョージア州の陸軍基地で、政界進出が有力視されるキャンベル将軍(ジェームズ・クロムウェル)の娘エリザベスが全裸死体で発見される。事件が外部に漏れるのを恐れる将軍から極秘調査を依頼された軍犯罪捜査官のポール(ジョン・トラボルタ)は、かつて恋仲だった捜査官サラ(マデリーン・ストウ)とコンビを組んで調査を開始。やがて彼らは、エリザベスに異様な性的嗜好者としての知られざる顔があったと知る。さらに、エリザベスはかつて士官学校時代、ある恐るべきトラウマ的体験をしたことが分かる・・・。

出演:ジョン・トラボルタ、マデリーン・ストウ、ジェームズ・クロムウェル、ティモシー・ハットン、ジェームズ・ウッズ、クラレンス・ウィリアムズ3世、レスリー・ステファンソン、ダニエル・フォン・バーゲン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 奥が深い

犯罪がもたらすものは何か、信頼するとはどういうことか、正義とは何か。最後のあたりのジョン・トラボルタがかっこいいですねー。

★★★★★ ビシッときまった制服姿ののトラボルタ

将軍の登場と共にのりのよい南部の黒人グループの歌が流れ、ストーリーに大いに期待が膨らむ。そしていきなり起こる殺人。本筋とは無関係ながら、トラボルタの立場がよくわかる始まり方に思わず引き込まれる。恋人役のマデリーン・ストウが美しい。ジェームズ・ウッズ、ティモシー・ハットンらの個性が光る。「レイプよりも悪い事」それがキーワードとなって話は展開する。特典映像で紹介されている2通りのエンディングについては、やはり本編通りでよかったと思う。個人的には本編に使用されたBGMが大いに気にいりました。CDにでもなっていれば欲しいです。

★★★★☆ なかなか見ごたえのあるサスペンス

いっとき泣かず飛ばすのジョン・トラボルタでしたが、パルプ・フィクションで復活。このあたりの映画は油が乗り切っていい演技しています。視聴者も捜査にしている感覚に陥らせる優秀なサスペンスでした。個人的には好きです。軍隊を持たない日本では中々理解できないかもしれないですね。自衛隊で殺人が起きれば、警察が捜査ですから。

★★★★☆ 将軍を父に持った娘の悲劇

この作品でのキーマンはムーア大佐(ジェームズ・ウッズ)。一見彼はエリート軍人でありながら、ゲイだったり第一容疑者であったにも関わらず予想はひっくり返る。しかも彼のみが真相を知っていることも解ってくる。そこからポールとサラの思い込みをすてた捜査が展開。事態は息を呑むような最悪の方向へ。アメリカ陸軍という閉鎖社会の中での性差別、犯罪に対する考え方、処理の方法などなど、世間とはかけ離れていることに驚く一方、上層部の「まずい事柄は隠蔽する」という体質は全く世間と変わらないことも解る。軍という特別な男性社会の中で起きた女性にとって最悪の悲劇、一組の父娘の悲劇は、エリザベスの全裸死体の頬の涙の跡に象徴される。出演の役者、個性的かつ豪華です。レスリー・ステファンソン、体当たりの演技を監督が褒めていたが、その後お目にかからない。是非良い作品にめぐり合って欲しい女優。

★★☆☆☆ 原作とは別物

原作を読んで面白かったので、映画を見てみました。導入部分から映画独自のストーリーでしたし、将軍の性格なども原作とは異なっていたので、映画とは別物だと思ったほうがいいです。そのうえで、原作の方が面白かったので、見る価値はなかったかなと。

作品の詳細

作品名:将軍の娘/エリザベス・キャンベル
原作名:The General’s Daughter
監督:サイモン・ウェスト
脚本:クリストファー・バートリーニ、ウィリアム・ゴールドマン
公開:アメリカ 1999年6月18日、日本 1999年11月6日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:1億4900万ドル
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