スリラー

デッド・オア・リベンジ

自爆か、復讐か

足元に地雷 / 目の前でレイプ / 底なしの絶望 … 極限状態で覚醒した 残酷な狂気! !

ストーリー:ジョージアの人里離れた場所に、トレッキングにやってきたアメリカの若者3人。しかし、その地はかつてのグルジア戦争で地雷が撒かれたエリアだった。3人は三角関係のもつれからケンカになり、ダニエル(ディーン・ガイヤー)がその場を立ち去る。その直後、クリス(スターリング・ナイト)が地雷を踏んでしまう。足を動かせば身体もろとも爆発することは免れない・・・。そこへ通りがかった地元の男イリア(コート・トロルダヴァ)。クリスを助けたくて何とかしようとするアリシア(スペンサー・ロック)の心を操るかのように、イリアは要求を次第にエスカレートさせていき・・・。「パンティを脱いで、犬のようにくわえて、持って来い」 異常な要求を突き付けて、しまいには何もできないクリスの目の前でアリシアを弄び、レイプしてしまう―! !しかしここから、予測不可能な壮絶リベンジへと発展していく・・・。

出演:スターリング・ナイト、スペンサー・ロック、ディーン・ガイヤー、コート・トロルダヴァ、ヘレン・ネルソン、ナナ・キクナーゼ、ジョージ・ティサーヴァ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 人間の本質

内容は胸糞悪い展開だけど、人間の本質を考えさせられる映画だと思う。本編の要求のエスカレートは、怒り、支配欲を上手く対比表現されていて、どちらも感情がエスカレートする事で当初の目的がずれて最悪の結果を招く事を示唆しているのではないかと感じました。ケンカやパワハラなどでついつい相手を打ち負かす事が目的に変わって感情が制御できず必要以上な事を言ってしまうのと同じだと。中々に考え深い映画。

★★★★☆ 露悪主義

かなり不愉快な展開をしますが、つい先が気になり最後まで見てしまいます。復讐の体裁で不愉快な描写が前面に押し出されており、心の奥底に眠っている悪意が刺激される気がします。現代社会では誰かをひどく憎むことはあっても、そういう心理は抑圧されていて表立った行動に移されることは少ないので、たまにこういう内容を見ると新鮮に感じます。ストーリー的にはホラー映画にありがちな主人公の間抜けさに少しイライラしました。最後、主人公が放心するシーンは現実世界に帰るようでしっくり来ました。

★★★☆☆ 後味悪い復讐劇

一般的に復讐劇は、最後に復讐を果たすことによって観てる方も思わずスタンディング・オベーションなんですが、この映画はそうではなく、ひたすら後味が悪いです。まさに監督の狙いはそこなんでしょうけど。前半は少しひねった状況設定で次の展開を期待させますが、後半にひねりがなく、凡作化してます。まあ、監督の言いたかった事であろう「復讐に正義なし」だけはわかりました。

作品の詳細

作品名:デッド・オア・リベンジ
原作名:Landmine Goes Click
監督:レヴァン・バキア
脚本:エイドリアン・コルッシ
公開:ジョージア 2015年6月1日、日本 2016年3月2日
上映時間:105分
制作国:アメリカ
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