多重人格者の異常な行動が引き起こす恐怖の惨劇を描くサイコスリラー
ストーリー:ネブラスカ州の田舎町ピーコック。誰もが顔見知りの小さなこの町で銀行員をしているジョン(キリアン・マーフィー)は、虐待をしていた母を亡くして以来、人付き合いを避け仕事と家を往復するだけの生活を送っていた。ある朝、線路沿いに位置するジョンの家の裏庭に脱線した貨物列車が突っ込む大事故が起きる。町の人々が駆け寄ると、そこには見知らぬ女がその場に立っていたが・・・。
出演:エレン・ペイジ、キリアン・マーフィー、ジョシュ・ルーカス、スーザン・サランドン、ビル・プルマンキース・キャラダイン、ポール・クラム
★★★☆☆ キリアン・マーフィが良かった
キリアン・マーフィでないと成り立たない映画だった。『プルートで朝食を』のキリアンも美しかったけれど、この映画も、女装に違和感がないから物語にスッと入れた。これが、オジサンが無理して女装、バレバレ状態だったら、別の意味で、イタイ映画になっていたと思います・・・。スーザン・サランドン、エレン・ペイジ、ビル・プルマンと、脇を支える人も、芸達者ばかりで、ポイント高かった。じっくりドラマを盛り上げてくれる役者が揃っていたから、ジョンとエマの一挙一動に、余計に引き込まれた感じでした。母から愛されなかった過去と、負の連鎖を断ち切りたいと、そんな静かな決意も、キリアンだから、いい結末に思えました。役者の魅力を存分に楽しめる二重人格ものだった。
作品の詳細
作品名:サイコ リバース |
原作名:Peacock |
監督:マイケル・ランダー |
脚本:マイケル・ランダー |
公開:アメリカ 2010年4月20日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
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