戦争映画

スターリングラード

1942年9月、一人の男が列車に乗り込んだ。これから何が起こるのか、何も知らないままに

ストーリー:混乱と殺戮のただなかで武器は底を尽き、ライフルでさえ2人に一つという有様、銃弾だけを手渡され、身を守る術が何もないまま、やみくもにドイツ軍に打ち込んでいく。「ライフルが欲しい。ライフルさえ手に入れば・・・」 彼の名はヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)。幼い頃から羊飼いの祖父によって射撃を仕込まれた彼は天才的なスナイパーだった。十分な教育も受けず文字も読めないヴァシリは、しかしライフルを持たせれば百発百中。やがて彼の射撃の腕はプロパガンダに利用され、自らの意志に反して英雄に仕立て上げられてしまう。だが、美しいレジスタンスの娘ターニャと出逢い、初めて人を愛する事を知ったとき、彼の中で何かが変わろうとしていた。僕は英雄ではない、ただの兵隊だ・・・。

出演:ジュード・ロウ、エド・ハリス、ジョセフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、ロン・パールマン、ボブ・ホスキンス、ガブリエル・トムソン、エヴァ・マッテス、マティアス・ハビッヒ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 俳優陣が素晴らしい

敵からも味方からも逃げられずに、兵士が無駄に殺され続ける(戦争というものの残酷な真実)。敵と味方に分かれた突出したスナイパーの孤独な心理戦。両極端なシーンを織り交ぜながらの見応えたっぷりな戦争映画です。俳優陣の演技も素晴らしい。

★★★★★ 相対する二人の目

ジュード・ロウとエド・ハリス。相対する二人の目が最高に綺麗です。監督が目にこだわったということで、アップになると本当に美しい二人の目が見られます。内容としても、映像としても素晴らしい出来です。レイチェル・ワイズも綺麗だし、見所満載の作品。

★★★★☆ 戦争映画の陰の部分

戦争映画の主流を占めるのは戦車で敵陣地をブッ放したり短機関銃で突撃したりの絵的に派手なものだが、本作はソ連とドイツのふたりの狙撃兵の対決に的を絞った異色作。派手な爆撃シーン、唸るマシンガン、疾走する戦車たちの陰で行われた一見地味とも思えるスナイパー同士の息詰まる心理戦・・・そのストーリーに呼応するかのように、本作は戦争の中での人間の心の機微を繊細に汲み上げた作品になっている。これは脚本のみならず俳優たちの秀逸な演技に拠るところも大きい。派手なアクションこそないものの、眼の動きや表情、声の微妙な変化などで登場人物の心理を的確に表現し、それがストーリー展開に重要に密接に絡まっていくのだ。こちらもスナイパーのように神経張って観ないことには、登場人物の心の機微を見落とすことは必至。再鑑賞するたびに一流俳優の演技の真髄を感じさせられる秀作だ。

作品の詳細

作品名:スターリングラード
原作名:Enemy at the Gates
監督:ャン=ジャック・アノー
脚本:ャン=ジャック・アノー
公開:アメリカ 2001年3月16日、日本 2001年4月14日
上映時間:131分
制作国:アメリカ、イギリス、フランス、アイルランド、ドイツ
製作費:6800万ドル
興行収入:9700万ドル
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