肌で感じる無骨なリアルソード・アクション!
ストーリー:1215年、ジョン王(ポール・ジアマッティ)は国民に自由を与えること、国王といえども法の下にあることを確認する文書、マグナ・カルタに署名をさせられる。意に反して署名させられたジョン王は怒りに震え、悪人揃いの傭兵団を結成。全権力を奪回すべく国中で暴れ回る。かたや王権を奪回しようとロンドンに迫った王と傭兵団。彼らの勝利の前に立ちはだかるものは、もはやロチェスター城だけだった・・・。
出演:ジェームズ・ピュアフォイ、ブライアン・コックス、ケイト・マーラ、デレク・ジャコビ、ポール・ジアマッティ、チャールズ・ダンス、ジェイソン・フレミング、マッケンジー・クルック、ウラジミール・クリッチ
★★★★★ 中世の史劇ファンに推奨の作品
とにかく戦闘シーンが迫力があって生々しい。B級映画だと思ったら、とんでもないA級映画で得した感じ。血の嫌いな人は観るのは遠慮したほうが良いぐらい(笑)。『荒野の7人』と『アラモの砦』を足して2で割ったような作品。結末は観ての楽しみ。
★★★★☆ 観て損はない
戦闘シーンはかなり壮絶で、グロテスクなシーンも多く、迫力あります。攻防は、カメラの揺れが強いですが、全体的にリアリティを感じます。最後に主人公が「犠牲になった命こそが・・・」という台詞は感慨深く、このストーリーの価値をぐっと引き上げたように思います。観て良かった。
★★★★☆ 13世紀イングランドのロチェスター城をめぐる攻防
13世紀イングランド。王の権力を制限する大憲章「マグナ・カルタ」に署名させられ、激高するイングランド王のジョン。大憲章を無効にして、それまでの権力を取り戻そうと、彼は傭兵軍団を引き連れて暴れ回り、国を混乱状態に陥らせていく。そんな状況に危機感を覚えたオルバニー卿は、テンプル騎士団の騎士マーシャルなどを集めて反乱軍を結成。ロチェスター城に攻め入ろうとするジョン王たちを迎え撃とうとするが、1,000人もの軍勢を誇る彼らに対し、反乱軍はわずか20名だけ。剣、斧、棍棒の白兵戦。投石機で放たれた岩による城壁粉砕など当時の歴史、時代考証が正確であれば、貴重な作品。王、反乱軍、傭兵、城主と、それぞれの事情を、しっかり描いているので、感心しながら見る事ができた。ただの娯楽として見る人とは評価が分かれるかもしれない。
作品の詳細
作品名:アイアンクラッド |
原作名:Ironclad |
監督:ジョナサン・イングリッシュ |
脚本:ジョナサン・イングリッシュ |
公開:イギリス 2011年3月4日、日本 2012年6月9日 |
上映時間:120分 |
制作国:イギリス、ドイツ、アメリカ |
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