ドラマ

アン・ハサウェイ/裸の天使

アン・ハサウェイがついに脱いだ! お嬢様キャラから一変、大胆なヌードでセックスシーンに挑戦した意欲作!!

ストーリー:裕福な家庭に生まれながら退屈な生活に飽き足らず、コカインとケンカに明け暮れるアリソン(アン・ハサウェイ )。そんな彼女が刺激を求めで出かけたヒスパニック街で、ヤクの売人へクトル(フレディ・ロドリゲス)と出会い、彼らストリートギャングの生き方に魅了されてしまう。仲間に入れて欲しいと持ちかけたアリソンに、ヘクトルが出した条件とは?

出演:アン・ハサウェイ 、ビジュー・フィリップス、マイク・ヴォーゲル、ジョゼフ・ゴードン・レヴィット、レイモンド・クルス、マット・オリアリー、マイケル・ビーン、ローラ・サン・ジャコモ、アレクシス・ジーナ、チャニング・テイタム

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 私も、いい映画だと思います。

すべて与えられたものの中でぬくぬく育ったお嬢さんが、刺激(現実感)を求め、また与えられ、日々の生活(現実)に戻っていく…という話しです。その彼女の現実を取り戻していく過程がとてもうまく表現されていて、良かったと思います。アン・ハサウェイの特にファンではないですが、いい演技だったと思います。うまく説明できないのですが、私にとって画像を通してみるストーリーは現実感のないものなのだけれども、彼女が現実を彼女の心にストンッと受け入れたその現実に、共感を感じつというか、現実を感じるというか…また、彼女の取り巻きが、いい味を出してます。現実を直視できていない英雄気取りのボーイフレンド。彼の滑稽さが好き。そして…彼女が現実と感じている世界も現実視出来ない友達。けれども…ドキュメンタリー映画を通して彼女を客観的に観察するクラスメイト?彼が…結局お遊びであることを承知で付き合ってくれる?ギャング?その懐の深さがカッコイイ!でも…ただ、この「裸の天使」という邦題だけがよく分からないです。

★★★★☆ 脚本家ジェシカ・カプランの若かりし頃をアン・ハサウェイが好演

L.A.で裕福な家庭に育ったアリソン(A・ハサウェイ)は、退屈な生活に飽きてコカインとケンカに明け暮れる毎日。
ヒスパニック街で出会ったヤクの売人たちの生き方に魅了されたアリソンは仲間に入りたいと頼む。しかし、彼女に出された条件は、サイコロを振って出た目の数だけ彼らとセックスすること・・・。『プリティ・プリンセス』や『プラダを着た悪魔』でお馴染のアン・ハサウェイがヌードシーンを披露しているため、それだけで話題となっている作品。もっとも、そういう目で見るのはもったいない。たしかにストーリーは、アメリカの裕福な若者がドラッグに明け暮れ、トラブルに巻き込まれるものの、やがて目覚めていくという単純なものである。しかし、アン・ハサウェイが主人公の不良と更生を好演している。これが作品に緊張をもたせている。それもそのはず。主人公のアリソンは、オリジナル脚本家がモデルとなっており、その脚本家は2003年に24歳の若さで他界している。ラストに「ジェシカ・カプランに捧ぐ」と出るが、これがその脚本家。この作品は、彼女が16歳の時の作品らしい。アン・ハサウェイの好演も頷ける。なお、この作品は2005年。つまり、アン・ハサウェイは「プリティ」の後にこの作品に出演している。イメチェンではなく、脚本に共感し、体当たりの演技をしたのだろう。彼女のファンは必見。

★★★☆☆ ファンは必見ですが、コンテンツが。

せっかくアン・ハサウェイが奮発しているのに、コンテンツに魅力が感じられない。単に、裕福な家庭で育ったお坊ちゃまとお嬢ちゃまグループの気まぐれなアバンチュールを楽しむ行動だけ。たとえ、日頃のハイソな生活に空虚さを求めていたとしても、足を踏み外したとしても、単なる遊びしかないだけ。そんなところを映画化して、どう受け止めてよいのか理解に苦しみます。これが、たとえば空虚さを求めて、裏社会にどっぷり染まったとかであれば、それなりの展開により、膨らむ内容があるはずですが、裏の大人の世界をもてあそび、まるでゲームのように、その後始末をせずにリセットをかけるような行動は評価に値しないと思います。アン・ハサウェイは、この映画に出演するまでは、『プリティ・プリンセス』シリーズの純白の王女様のアイドル的イメージが印象強く、この作品では同じ年に脇役で出演した『ブロークバック・マウンテン』とともに、以前のイメージを変えて、一皮剥ける大判振る舞いを見せてくれたのです。しかしながら、アイドルが単に豊満な裸体をさらけ出すというだけに留まってしまい、なんら演技力のないものとなってしまっています。実にもったいないと思います。でもその後、彼女は「プラダを着た悪魔」以降より、幅広い役者ぶりが見れるようになったようですね。

作品の詳細

作品名:裸の天使
原作名:Havoc
監督:バーバラ・コップル
脚本:スティーヴン・ギャガン
公開:ドイツ 2005年6月26日、日本 劇場未公開
上映時間:85分
制作国:アメリカ
製作費:900万ドル
興行収入:37万ドル
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