アメリカ麻薬戦争史上最も大胆な潜入捜査。それは“帝国”を崩壊に導いた衝撃の実話
原作は、アメリカの「麻薬戦争」史上最も大胆にして最も成果を上げたと言われる潜入捜査作戦に参加したロバート・メイザー本人による回顧録。およそ5年間に及ぶ危険な潜入捜査の実態を余すことなく書き記し、全世界に衝撃を与えた。本作では、実話ならではのリアルな潜入捜査の実態と極限の緊張感、そして長きに渡り神経をすり減らしながら戦い続けた男の生き様が描かれている。
ストーリー:1980年代、史上最大規模とも言われる犯罪帝国を築いたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。当時アメリカに流入するドラッグのほとんどが、彼の組織を経由したものだと言われていた。そんな事態を重く見たアメリカ政府は、エスコバルの息の根を止めるため、大規模な潜入捜査作戦を計画する。それはベテラン捜査官のロバート・メイザー(ブライアン・クランストン)を架空の大富豪に仕立てあげ、その財力を持って組織に取り入り、内側から組織を崩壊させるという大胆不敵なものだった・・・。
出演:ブライアン・クランストン、ジョン・レグイザモ、ベンジャミン・ブラット、ダイアン・クルーガー、ユル・ヴァスケス、ルーベン・オカンディアノ、ジュリエット・オーブリー、エイミー・ライアン、サイード・タグマウイ、ジョー・ギルガン、ジェイソン・アイザックス、マイケル・パレ
★★★★★ ドッキドキ潜入捜査
一見の価値あります。本心を隠したまま麻薬組織に潜入し、麻薬で稼いだ金を資金洗浄しようとする悪徳銀行・カルテルの幹部を一網打尽にしようという現代の情報管理社会では絶対できない所業をやってのけた実話クライムサスペンス。IAのサポートがあるとはいえ、相当な芝居頭脳と肝っ玉がなければできない公務です。最終目的はカルテル王をあげること。そのためには彼らの家族とも芝居で仲良くしなければならない。身元にばれそうになる局面が何度もあり、ドキドキしながら観てました。最後はいささか犯罪者たちに同情しました。だって信義を貫いたのは彼らだけなのですから。
★★★★☆ Cチェイス作戦
実際にあったこととは信じられないような内容ですが実話なんですね。奥さんがいてかわいい子供もふたりいるのにこのような潜入捜査をしたとは・・・途中で自身も何度も命の危険にさらされもし正体がばれたら家族も無事では済みません。途中でカルテルの残忍な殺害方法の手口が語られる場面がありますが考えただけで怖ろしいです。主役は「ブレイキング・バッド」で知られる俳優です。若くてイケメンじゃないところにリアリティがあります。この作戦で潜入捜査をやめたわけではなく続けたんですね。麻薬組織から命を狙われたりしなかったんですかね?現在でも年間2兆ドル麻薬マネーが洗浄されているらしいです。麻薬マネーがなければアメリカ経済が破綻するとは皮肉なものです。
作品の詳細
作品名:潜入者 |
原作名:The Infiltrator |
監督:ブラッド・ファーマン |
脚本:エレン・ブラウン・ファーマン |
公開:アメリカ 2016年7月13日、日本 2017年5月13日 |
上映時間:127分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2800万ドル |
興行収入:2000万ドル |
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