ドラマ

翼のない天使

亡くなった祖父を探す旅に出る少年の、心の成長を描いた感動のドラマ

ストーリー:ジョシュアはカトリックの男子校に通う小学5年生。大好きでいつも一緒だったおじいちゃんが死んで数ヶ月たったが、天国にたどりついたかが心配でたまらない。お父さん、お母さんや先生に聞いても、ちゃんと教えてくれない。おじいちゃんが天国で無事かどうか、その答えを見つけるため、ジョシュアはたったひとりで神様を探すことを決意する・・・。

出演:ジョセフ・クロス、ティモシー・ライフシュナイダー、ダナ・デラニー、デニス・リアリー、ロバート・ロッジア、ロージー・オドネル、ビッキー・グィンタ、ジュリア・スタイルズ、ヘザー・キャスラー、ダン・ローリア

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ シャマランマニア必見!?

『シックス・センス』の前に作られた、シャマラン監督メジャーデビュー作品。日本では劇場未公開。興行的には伸びなかったようですが、良作です!いわゆる(その後の作品に見られる)シャマランカラーの作品ではないですが、その後の三部作のディテールが全部詰まっていて、とても興味深い。(死んだ人はどうなるの?という疑問、アメコミのオモチャ、神様からのサイン)小粒ながらオチも有るし(笑)。子役達が皆かわいい。個性的だし。何度観てもジーン、ホロリときてしまう作品です。

★★★★☆ シャマラニスト必見

『ミスター・ガラス』の公開によって我々を歓喜の世界に誘ってくれたM・ナイト・シャマラン監督。その監督による初長編にして既に彼のその後のスタイルを決定付けていたこの作品、なんと日本では劇場未公開の作品で、シャマラニストの中でも未見の方は少なくありません。自分を本当に可愛がってくれていた愛するお爺さんを失った悲しみから抜け出せない少年の、成長と奇跡を描いた作品。最近の作品とはかなり異なった明るめ、軽めのタッチでありながら、その内容にはマイノリティまではいかないまでも、集団にあまり溶け込めない少年の悩み、愛するものを失った者にしか分からない喪失感、今見る社会や現実がどこかうわべのもの、仮の姿であるような感覚なんかを含み描かれていて、シャマラン監督の映画作りの原点、彼の本来の優しく素直な部分がよく表現されている優しい作品となっています。この少年がいいんですよ。シャマラニストに限らず、観ておいて絶対に損は無い作品であると思います。

★★★☆☆ 結末がもの足りません。

シャマラン作品のファンです。「神は存在するのか?」という深淵なテーマに、彼がどう答えを出すのか。興味しんしんで見ました。ストーリーも、配役も悪くないし、共感しながら見られたのですが、結末に少々がっかり。答えが「彼」であることは、シーンの少しまえにわかってしまい、驚きはありませんでした。また、その答えにどうも必然性が感じられないのも残念でした。シャマランならではの結末にうなりたい・・・そう思っていたので、なーんだそれだけか・・という感じ。まぁ、いい映画だとは思いますが。

作品の詳細

作品名:翼のない天使
原作名:Wide Awake
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
公開:アメリカ 1998年3月20日、日本 劇場未公開
上映時間:87分
制作国:アメリカ
製作費:600万ドル
興行収入:28万ドル
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