ハリウッドでリムジン運転手だった脚本家ブルース・ワグナーの実体験に基づくハリウッドセレブの闇を描いたサスペンス!
ストーリー:ワイス家は典型的なハリウッドのセレブファミリー。父のワイス(ジョン・キューザック)はセレブ向けのセラピストとして、TV番組も持つ成功者。13歳の息子ベンジーはドラッグの問題を乗り越え、超有名子役としてブレイク中。そして母親のクリスティーナ(オリヴィア・ウィリアムズ)は、ステージママとして息子の出演作の物色にいとまがない。一見なんの不自由もなく、富も名声も手に入れたワイス家。しかしこの一家には、封印された秘密があった・・・ワイスのセラピーを受けている落ち目の有名女優ハバナ(ジュリアン・ムーア)は、知人の紹介で顔に火傷の痕がある少女アガサ(ミア・ワシコウスカ)を個人秘書として雇うことにする。しかし、この少女はある問題を起こしてフロリダの施設に入れられていたワイス家の長女だった・・・。アガサがハリウッドに戻ってきたとき、封印されていた秘密が明らかになり、一家や周囲の人々の歯車は狂い始める・・・。
出演:ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ジョン・キューザック、 ロバート・パティンソン、オリヴィア・ウィリアムズ、サラ・ガドン、エヴァン・バード
★★★★★ わりと過激なサスペンス映画
好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、このキャスティングで面白くないわけがないです。設定に多少の違和感は感じましたがサスペンス要素もあり話のテンポも良く過激な部分もあり最後まで一気に楽しめました。
★★★★★ ジュリアン・ムーアの汚れっぷりが笑えます。
ハリウッドセレブの病的な裏の顔を描いた本作、なかなか映画化するには難しい脚本だったと思いますが、クローネンバーグが撮ると、どうしてこんなに奇妙で不気味になるのでしょう、流石です。
★★★☆☆ クローネンバーグだったんだ!?
監督が誰か知らずに見たけど。エグい展開の最後のクレジットをみて、「あー」と思うと同時に、それにしてはエグさが足りないとも思ってしまった(笑)。一番好きなのはビデオドロームなので・・・ね。他の監督には撮れない映像とストーリーで、もっと弾けてほしいと願う。一番弾けてたシーンはジュリアン・ムーアのおなら。
★★★☆☆ クローネンバーグのジュリアン・ムーアへの視線には敬意が感じられる。
ハリウッドセレブの実生活を垣間見たような気がします。生活者としてのハリウッド女優をジュリアン・ムーアが演じています。生身の体の線、肌の肌理まで見せてくれます。トイレのシーンもあります。力の抜けた熱演です。話は近親相姦と近親憎悪の話です。音楽はハワード・ショアで控え気味です。
★★☆☆☆ 当り障りのないってこういうことか
元の脚本も、それをどれだけ忠実に映像化したのかも知りませんが、各要素の内実、並べ方の凡庸さが信じられません。クローネンバーグの作品はずっと見続けてきましたが、半端じゃない脱力感・・・。
作品の詳細
作品名:マップ・トゥ・ザ・スターズ |
原作:Maps to the Stars |
監督:デヴィッド・クローネンバーグ |
脚本:ブルース・ワグナー |
公開:フランス 2014年5月21日、日本 2014年12月20日 |
上映時間:112分 |
制作国:アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ |
製作費:1300万ドル |
興行収入:400万ドル |
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