「自分らしく生きる幸せ」を教えてくれたのは、大嫌いだった父
ホームレスの両親に育てられた女性の半生を綴った全米ベストセラー小説を映画化!
ストーリー:「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャネット(ブリー・ラーソン)の父親は、いつか家族のために「ガラスの城」を建てるという夢を持つエンジニア、母親はアーティスト。彼らは定職につかず理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、幼い頃のジャネットたち兄弟にとってカリスマ的な存在で、聡明なジャネットのことを父は「チビヤギ」と呼び、愛情を注いでいた。しかし、仕事が上手くいかないレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへと旅立ち、両親との関係を断とうとするが・・・。
出演:ブリー・ラーソン、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ワッツ、マックス・グリーンフィールド、セーラ・スヌーク、セイディー・シンク、オリヴィア・ケイト・ライス
★★★★★ エンドロールで涙
淡々と親子のドラマを観終えたら愛情溢れる実話のエンドロールが待ってくれてた。そして最後の本当に最後に出てくるテロップ言葉に本作を観終えたすべての人の思いが込められてると思った。娘役のブリー・ラーソンとその夫役のマックス・グリーンフィールドは本当に良い演技をしてて今後の出演作品もまた観たいと思わせてくれた。それもこれも目立ちすぎる背景に名優のウディ・ハレルソンとナオミ・ワッツがいたからだが。M・グリーンフィールドはまだ出演作品少ないようで、これからの役者なのかな。良い映画でした。
★★★★☆ 破天荒な父親
子ども達が小さかった頃の父親は本当に優しく楽しく貧乏で破天荒だが、いい父親だったと思う。ただ、お酒さえ飲まなければの話だが。子ども達も幼い頃は毎日が生き生きと楽しそうに父親のそばで輝いていた。しかし子ども達も成長するにつれ、徐々に貧乏とお酒を飲んで暴れる父親に嫌気がさしてしまったのだろう。やがて家族はバラバラとなってしまったが、子ども時代の優しかった父親の記憶、貧乏だけど楽しかった幼い頃の記憶から再び家族に戻ることができた素晴らしい映画であった。破天荒な父親の笑い話で盛り上がれるなんて、最高だと思う。
作品の詳細
作品名:ガラスの城の約束 |
原作名:The Glass Castle |
監督:デスティン・ダニエル・クレットン |
脚本:デスティン・ダニエル・クレットン |
公開:アメリカ 2017年8月11日、日本 2019年6月14日 |
上映時間:127分 |
制作国:アメリカ |
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