ロバート・レッドフォードとブラッド・ピット共演によるサスペンス・スパイアクション!
ストーリー:ベルリンの壁崩壊から2年後。冷戦の終結とともに、CIAの作戦担当官として伝説を築き上げてきたネイサン(ロバート・レッドフォード)は引退の日を迎えようとしていた。しかしそこに飛び込んできたのは自らが手塩にかけて育て上げてきた若きエージェント、ビショップ(ブラッド・ピット)の危機を報じるニュース。ビショップはスパイ容疑で中国側に捕らえられたのだった。CIA上層部の動きをうかがっていたネイサンは祖国がビショップを見殺しにするつもりであることを悟る・・・。残された時間は24時間。ネイサンはビショップ救出に向け、自分自身に最後の任務を課した。それは合衆国政府の裏をもかかねばならない、とてつもなく危険で捨て身のミッション=<スパイゲーム>の始まりだった・・・。
出演:ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット、キャサリン・マコーマック、スティーヴン・ディレイン、ラリー・ブリッグマン、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、デヴィッド・ヘミングス、シャーロット・ランプリング
★★★★★ マーシュ
かっこ良すぎます!特にラスト15分間は、頭脳勝負対決と流石スパイと思わせる爽快かつ、やったぜ!という気持ちになりました。
★★★★★ リバー・ランズ・スルー・イットで
初めてブラピを見たときに、レッドフォードにそっくりだなと思ったけどその二人が師弟関係に配役されている所から、自分的には来てました。内容は渋いスパイもの。もう『リバー・ランズ・スルー・イット』の時のような綺麗さはありませんがブラピの若造感がいい。あえて細かい部分は触れませんがあまり感情を出さないレッドフォードの演技が本作ではたまりません。元の2枚目がきっちり渋いオヤジになってます。スパイが派手にドンパチとかやるのは本筋じゃないよね。007も嫌いじゃないけど。
★★★★☆ 感傷的なスパイ
映画公開当時、レッドフォードとブラピの共演でスパイ映画と聴いて、観ずともどんな味つけかは想像できた。ブラピがハリソン・フォードと共演した『デビル』も思い出した。喰えない諜報世界の駆け引きや工作のドキドキわくわくを味わえるのは最後の30分ぐらい。この映画の好き嫌いは、レッドフォートとブラピの関係性にどれだけ感情移入できるかで分れると思う。有能ではあるけれどナイーブ過ぎるビショップにブラピははまっていて、百戦錬磨を経て自分が捨てざるを得なかったものをプラピによって呼び覚まされ、キャリアの最期にたった一人組織に背き、キャリアで得た能力を駆使して立ち向かうミュアーに、レッドフォードはピッタリだ。決行する作戦名が粋で、泣かせる。そんなこんなも、甘ちゃん向きと言えるかもしれない。
★★★☆☆ スルメのように何度も観直してこそ良さがわかる。せっかちな人には辛いかも
スパイ物だしトニー・スコットだし、007 のようなアクション物を期待してたのですが、蓋を開ければエージェント同士の駆け引きや騙し合いをフィーチャーした心理サスペンスでした。主人公の部下が敵国に捕まり捕虜となるのですが、政治的要因で見捨てられそうになるのを何とか助けようとします。ただ、正攻法では政府を動かすのは無理で、そこで駆け引きや嘘で巧みに周囲を誘導していくんですね~。この映画、一回観ただけでは面白さは理解されないことが多いかも知れません。というのも、 捕虜として捕まった者が助ける価値のある人物に値するのかどうか、上司であった主人公に聴取が行われるシーンから物語は始まるのですが、この映画の 8 割ほどはそこから語られる主人公の上司と捕まった部下との回想シーンなんです。ようやく物語が進展するのは映画の終盤…せっかちな方は耐えられないかも知れませんね。かくいう私も途中で睡魔に襲われてしまいました。回想シーンの中にもたくさん伏線が隠されていて、観直すと「そういうことだったのか!」と発見がありスルメのように楽しめる良さがこの映画の良い所だと思いました。トニー・スコットのスパイ物ということで、派手で軽い作品を想像していましたが、良い意味でも悪い意味でも見事に裏切られました。こんな映画も撮ってたんだと新たな発見です。
作品の詳細
作品名:スパイ・ゲーム |
原作名:Spy Game |
監督:トニー・スコット |
脚本:マイケル・フロスト・ベックナー |
公開:アメリカ 2001年11月21日、日本 2001年12月15日 |
上映時間:126分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億1500万ドル |
興行収入:1億4300万ドル |
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