やられたらやり返す。最後に罠に堕ちるのは誰? 超豪華キャストとアカデミー賞監督が仕掛ける、極上のサスペンス!
ストーリー:精神科医バンクス(ジュード・ロウ)は、ニューヨークで精神科医としてキャリアを築き、家族とともに順風満帆な生活を送っていた。ある日、彼のもとに、28歳の女性エミリー(ルーニー・マーラ)が来院する。エミリーは最愛の夫マーティン(チャニング・テイタム)がインサイダー取引の罪で収監され、幸福の絶頂から絶望のどん底にあった。服役を終えマーティンは出所したものの、夫の不在中にうつ病を再発させていたエミリーは自殺未遂を犯し、バンクスのもとに患者として訪れたのだ。担当医になったバンクスは彼女に新薬を処方する。薬のおかげで改善したというエミリーだが、副作用で夢遊病を発症してしまう。投与を中止しようとするも、服用を辞めたがらないエミリー。そして、ある日遂に彼女は、夢遊病状態のまま殺人事件を起こしてしまう。主治医の責任を問われ、キャリアも家庭も失いかねない窮地に追い込まれたバンクスは、自らの名誉のため、独自の調査に乗り出す。そのうちに、このセンセーショナルな殺人事件の背後に、自分を罠にかけようとする、影の存在を感じ始める。やがて、その陰謀渦巻く衝撃的な真実に迫って行くのだが・・・。
出演:ジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、チャニング・テイタム、ヴィネッサ・ショウ、メイミー・ガマー、アン・ダウド、ポリー・ドレイパー、デヴィッド・コスタビル、マリン・アイアランド
★★★★★ 驚きのある佳作、ルーニー・マーラが好演。
製薬業界の問題点を鋭く抉る社会派サスペンス・・・と思いきや、話が全然違う方向に向かっていく佳作。自由の国という表向きのイメージとはうらはらに、少しでもコースを外れた人間には実に冷酷なアメリカ、という背景が効いている。この辺りはさすがソダーバーグ。状況や撮られる角度によってカメレオンのようにさまざまな表情を見せるルーニー・マーラが魅力的。
★★★★☆ 人の心は計れない
記憶は脳のニューロンに保存されているのではないのかもしれないという論文がでましたが、人の心はどこにあるのでしょうかね?自分でもわからない時があるのに、他人にはわかるわけもない。そんな謎に立ち向かい、証明し、確信し、そして欺く。殺すまでの憎しみを持ったことは多少???って感じですが、もともとそんな奴だったのでしょう。主人公が絶体絶命に陥り、そこから抜け出すために知恵を使う爽快感は頼もしかったです。最後、奥さんが何食わぬ顔で妻面してるのがちょっと図々しいですね。ピンチの時ほど見方でいてほしかったですね・・・まぁハッピーエンドで気持ちよく終わってくれて良かった。
作品の詳細
作品名:サイド・エフェクト |
原作名:Side Effects |
監督:スティーブン・ソダーバーグ |
脚本:スコット・Z・バーンズ |
公開:アメリカ 2013年2月8日、日本 2013年9月6日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:6600万ドル |
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