イラクで活躍する米軍爆弾処理班の活躍を描く、戦争アクションの金字塔!
ストーリー:2004年夏。イラク・バグダッド郊外。爆発物処理に従事する米陸軍のブラボー中隊に、ジェームズ(ジェレミー・レナー)という新たな班長が赴任してくる。この危険極まりない任務を遂行するには、爆弾の解除を実行する班長とサポート役の兵士とのチームワークが必要不可欠だ。しかし、ジェームズはことごとく作業上のルールを無視し、部下のサンボーン(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)を恐怖と不安のどん底に陥れていく。時に激しく対立しながらも、次々と過酷なミッションを切り抜けていく3人。しかし戦場の理不尽な現実は彼らに容赦なく牙を剥き、想像を絶する試練を突きつけてくる。ブラボー中隊、任務明けまで、あと38日・・・。
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、ガイ・ピアース、クリスチャン・カマルゴ、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー、サム・スプルエル、マルコム・バレット
★★★★★ 戦争という現実
タイム誌のコメント通りほぼ完成に近い映画です。映像美だけの『アバター』を抑えてアカデミー賞を受賞しまくったのは納得ができる。イラクに派遣された爆発物処理班をドキュメンタリー風に描いている。アメリカにはアメリカのイラクにはイラクの正義がある。どっちが正しいとかは論争するつもりはない。ただ、そこには現実として爆弾を設置する人間がいて、それをペンチで解体する人間がいる。爆発すれば人が死に、解体すれば助かる。現場はもっと緊迫しているのだろう。戦場には派遣された兵士の数だけストーリーがあり、そんな一部分を描いたにすぎないのだろうが考えさせられる。また、爆発時の映像や特に音は素晴らしくぜひ5.1chで見てほしい。
★★★★☆ 良い映画
まず戦争映画を見慣れてない人は退屈に思うでしょう。曲でいうサビがない作品です。逆に言えば現実的でリアリティな戦争映画です。『アメリカンスナイパー』と比較すると断然こちらのほうが面白い。
作品の詳細
作品名:ハート・ロッカー |
原作名:The Hurt Locker |
監督:キャスリン・ビグロー |
脚本:マーク・ボール |
公開:アメリカ 2009年6月26日、日本 2010年3月6日 |
上映時間:131分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1500万ドル |
興行収入:4900万ドル |
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