コメディー

ラースと、その彼女

彼が恋に落ちたのは・・・等身大のリアルドール!

ストーリー:アメリカ中西部。雪が降り積もる小さな田舎町に暮らすラース(ライアン・ゴズリング)は、シャイで女の子が大の苦手。でも、人一倍優しくて純粋な心を持っている。そんなある日、同じ敷地内に住む兄夫婦に、ラースが「彼女を紹介するよ」と言って連れてきたのは、等身大のリアルドール、ビアンカだった! 完全に正気を失ったと呆然とする兄のガス(ポール・シュナイダー)。義姉カリン(エミリー・モーティマー)はかかりつけのダグマー医師(パトリシア・クラークソン)に相談するが、彼女は「ラースの妄想を受け入れ、ラースと話を合わせることが大切」と助言する。住民たちもラースへの愛情から、ビアンカを生身の女性として扱うことに協力。ビアンカの存在はいつしか人々の心を動かし、住民同士の交流も深まっていくが・・・。

出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー、パトリシア・クラークソン、ケリ・ガーナー、R・D・レイド、ナンシー・ビーティー、ダグ・レノックス、ニッキー・グァダーニ、カレン・ロビンソン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ おとぎ話にはしたくない

公開当時、観に行きました。ずっとずっと大切に思っていた映画で、手元に置いておきたくて買いました。切なくて、苦しくて、温かく、やさしさにあふれた映画です。何度観ても涙があふれて、そして心が安らぎます。この映画を「良い」と思える人が世界にたくさんいると安心できます。脚本の勝利だと思います。

★★★★☆ 笑える、そして温かい気持ちになれる。

発想が面白い、ライアンをとりまく周りの人々の温かさが何ともいえない。

★★★★☆ たくさんの”大人”に愛されて・・・

小さな田舎町。極端にシャイだけど、町の人たちから愛されている青年ラースが紹介してくれた恋人ビアンカ。彼女は、”リアルドール”だった!!突飛な設定に辟易する時はあっても、一貫してずーっとずーっと、誰かが誰かを思う気持ちが沁み入り続ける作品で飽きさせない。ビアンカに語りかける青年を見るのは、キツく言えば、バカバカしいの塊。でも、そんな彼に付き合い続け、調子を合わせ、時には彼以上にビアンカを「一人の大人の女性」として扱う人々に一切のバカバカしさが無い。ビアンカへの彼らの行い全てが、ラースへのみんなの愛と思え始めると、大げさとも思える展開にやり過ぎかもという思いが湧きながら、胸が一杯になる。”大人になる””大人である”ということは・・・への問いかけや、寛容であることの素晴らしさを、小さなコミュニティと普通の人々を中心に描ききったと思える。登場人物が普通の人達であるため、自分に置き換えることが容易な部分も共感度を高めると思う。なぜラースはそんなにも愛されているのかとか、また、ラースがリアルドールを愛することになったきっかけは?などの描写は薄いため、そこにこだわり続けると、物足りなさだけで終わるかも。そこは大人になって、スルーしといてください、という感じ。キャスティングが理想的。誰もがリアリティ溢れる感じで、成功の要因やと思う。誰かのために・・・の温かさが愛おしくなる作品。

作品の詳細

作品名:ラースと、その彼女
原作名:Lars and the Real Girl
監督:クレイグ・ガレスピー
脚本:ナンシー・オリバー
公開:アメリカ 2007年10月12日、日本 2008年12月20日
上映時間:106分
制作国:アメリカ
製作費:1200万ドル
興行収入:1100万ドル
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