Nothing But Movies

白人至上主義が蔓延るハリウッドに、黒人による黒人のための映画“ブラックムービー”の革命を起こした、メルヴィン・ヴァン・ピーブルズの闘いの日々を描いたドラマ作品

ストーリー：1970年、コメディ作品「ウォーターメロン・マン」をヒットさせた映画監督のメルヴィン・ヴァン・ピーブルズ(マリオ・ヴァン・ピーブルズ)。彼は次回こそは黒人による黒人のための映画を作ると心に誓う。そして彼は自らに４つのルールを課す。それは、“黒人を勇敢に描く”娯楽に徹する”ビジネスとして成功させる”自分たち黒人が生活している町を描く”というもの。しかし白人が支配する映画業界で、彼の希望が受け入れられるはずもなく、資金集めは難航する。私財をなげうち撮影に漕ぎ着けたものの、その後も様々なトラブルがメルヴィンの行く手に次々と立ちはだかる・・・。

出演：マリオ・ヴァン・ピーブルズ、アダム・ウェスト、デヴィッド・アラン・グリア、グレン・プラマー、ジョン・シングルトン、ジョイ・ブライアント、カリマー・ウェストブルック、カリル・ケイン、ニア・ロング、テリー・クルーズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆　興味があれば面白いと思う・・・たぶん。

ブラックムービーというジャンルを築いたメルヴィン・ヴァン・ピーブルズの伝記映画。息子のマリオ・ヴァン・ピーブルズが監督しつつ、おとんの役もやっている。おとんの横でやることをずっと観ていた息子ならではのリアルな再現VTRだが、話は大体思ったとおりだし（実話だけに…）ヒットするまでの話でそれ以降はないしミュージシャンとしてのおとんも出てこない・・・。全体としてのデキは凡庸な感じかなぁ、興味ある人には面白いけど、興味なかったら・・・。とりあえず当時幼かった息子も脱がして筆おろし出演させたり借金しまくりで映画に客が来なければ家族首をくくるしかないようなギリギリ状況でヒットしてよかったですなぁーって感じ。しかしほんまにあんな状態で当時から息子はリスペクトしていたのだろうか(^_^.)。まぁ当時の雰囲気の歳限度は高く、黒人と白人そしてアジア人の扱いの違いなんかもよくわかるし、アメリカの一歴史を知るって目線で観るのもありかもかも。

作品の詳細