スリラー

月に囚われた男

なぜ、俺は地球に帰れないんだ?

世界中のあらゆる映画賞を総なめ! 21世紀の新たなる傑作SFミステリー誕生! !

ストーリー:近未来、地球の資源は底をついた。宇宙飛行士のサムはエネルギー源を月より地球へ送るため、ルナー・インダストリーズ社よりたった一人で派遣されていた。月での生活は、毎日決まった時間に起き、ランニングマシーンに乗り、ヘリウム3を採掘するだけの日々。話し相手はコンピューターのガーティだけ。地球との交信は衛星の故障によりできず、録音したメッセージをやり取りするのみ・・・。3年という契約期間を淡々とこなし、やっと、地球に戻れる日が2週間後にっていたのだが・・・。

出演:サム・ロックウェル、ロビン・チョーク、ドミニク・マケリゴット、カヤ・スコデラリオ、ベネディクト・ウォン、マット・ベリー、マルコム・スチュワート

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 主人公が自分だったらと思うと…

実に意外なストーリー展開でした。「その瞬間」が訪れた時、とっさにどういうことか戸惑いながら考えましたが、最終的にはちゃんと納得できるオチになっていたと思います。欲を言うなら「月」という特殊な環境が人の精神に関与するような要素があっても良かったかなと思います。でも十分ゾっとし、十分楽しめました。

★★★★★ 思っていたよりも面白かった

ほかの方が書かれている低予算の部分を考えると結構よくできた話だなと思いました。途中もしかしてこうなる?とハラハラしましたが予想外の展開で終わりもちゃんとしてくれていたのですっきりとした後味です。淡々と過ぎていくので夜にのんびり見るのがおすすめかもしれません。

★★★★☆ 予想外の心理描写が、不思議と次第に共感できてきてしっくりくる良作

途中いきなりの展開とその後の行動や心理描写に違和感を覚えつつも、なるほど、ひょっとしたら自分もこう思うかもしれないなと共感に至る、ギリギリのラインを攻めてくる作品です。絶対におすすめとはいかないまでも、なんかいいのないかなぁ・・・と、ぼんやりSFコーナーに迷いこんだ人にはおすすめです。

★★★☆☆ 内容としては凡庸だが、製作背景などを考えると味わい深い

「どんでん返し系」を見過ぎたためか、開始20分くらいで今後の展開の予想がついてしまい、実際その通りの展開になったので、伏線の秀逸さなどを求めている人には物足りないのではないかな、と思いました。しかしサム・ロックウェルの哀愁漂う演技は素晴らしく、無機質な船内と静寂に包まれた宇宙空間と相まって、孤独をしみじみ感じさせてくれる作品でした。内容とは直接は関係ありませんが、予算が5億円だったという点も驚きました。

作品の詳細

作品名:月に囚われた男
原作名:Moon
監督:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ダンカン・ジョーンズ
公開:アメリカ 2009年6月12日、日本 2010年4月10日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
製作費:500万ドル
興行収入:980万ドル
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