心打ちのめす驚愕のスリラー
シャイリーン・ウッドリーがフルヌードで挑む衝撃のエロティック・ミッシング・サスペンス!
ストーリー:1988年、キャット(シェイリーン・ウッドリー)が17歳の時、母親イヴ(エヴァ・グリーン)が何の前触れも無く、ある日突然失踪する。思春期のキャットはその事実を意図的に意識しないように過ごしてきたが、そのことがきっかけで徐々に彼女の生活は乱れていく。やがて大学に入学して実家を離れ、恋人と出会い、成長していくにつれ、幼い頃の母親との記憶を思い返すようになる。大好きだった母親はなぜ家を去ったのか。不可解な言動が頭に甦る。そして春休みに久々に実家に戻ると、母親の捜査を担当していた刑事から、母親が何者かに殺害されたとしか考えられないと告げられる・・・。
出演:エヴァ・グリーン、シェイリーン・ウッドリー、クリストファー・メローニ 、シャイロ・フェルナンデス 、ガボレイ・シディベ 、トーマス・ジェーン、アンジェラ・バセット、デイル・ディッキー、マーク・インデリカート、シェリル・リー、ジェイコブ・アーティスト
★★★★★ 邦題やめて❗
レトロな服装とかミッドセンチュリーな家具とか雰囲気ある映像。凍える秘密と言う邦題をつけてほしくなかった。それ故中盤ですでに、犯人と隠し場所がわかってしまう。エヴァ・グリーンの神経質な怪演技が映画の不気味さとか苛立ちとかを良く表現している。中年夫婦の危機とかティーンエィジャーの危うさとか、考えてさせられます。
★★★★★ 共感できる
女の子がかわいくて全編見飽きなかった。かわいい女の子が、母親の気が狂った行動への戸惑いと突然の失踪を乗り越えて自分らしく生きていく、強い少女の話と見ました。母親失踪の真実はあまり問題にはならなかった。一応失踪問題にも決着をつける構成になっているので、肩透かしはない。レビューでみなさん最後にびっくりとありましたが、本当にびっくりしました。「あり」だと思います。少女や母親の、自分を持てあます苦しさに共感できる人には非常に面白い作品だと思う。印象に残る。
★★★★☆ 一見の価値あり
始まってから小一時間は漠然としていて無味乾燥で、さては担がれたか?なんて思ったんですが、その後カトリーナが刑事と寝るシーンで、刑事が母親の失踪は殺人事件だとほのめかした途端、急にスイッチが入りました。そしてタイトルの「ブリザード」の意味まで分かるや没入し、予想通りのオチまで外してくれたかと思えば、やっぱり予想通りの展開に・・・なんて思っていたらまさかの驚愕な結末!。エンタメ作品としては及第点です。振り返れば序盤から何度もエヴァ・グリーン演じる母親の居場所を暗示する描写があった訳で・・・。小一時間は長かったですが伏線だった訳です。観終わってからもう一度最初から見直すと時間軸が整合して合点がいくので一興です。
★★★☆☆ 小さな綻びがやがて大きな亀裂へと変わる
何とも言えない気分になる映画。時間の8割方面白く何ともない。後半のタイトルの意味が分かった辺りからが華でその華もあっという間に過ぎ去ってエンディング。と見せかけて物語をキチンと整理して行く辺りは好感が持てた。最後の最後は私も釣られて声出して笑ってしまった。私の行き着く先もブリザードかも知れない。結末で物語の全てを変えてしまう様なセンス嫌いでは無い。小さな綻びがやがて大きな亀裂となって行く話。家庭なんてこんなもんなのかなって凄く何処にでもありうる話なんだろうなって思った。最後の最後以外は。
★★☆☆☆ 弛緩したサスペンス
サスペンスというには何か緊張感が緩く、蒸発した母親の足跡や姿が全く確認されず、置き手紙なんかもなくて、何が原因で家を出たのかが周りの人間には見当がつきかねる。主人公たちの会話も必要以上に間延びしたもので、イライラ感がつのり、ラストのオチも突発的・短絡的すぎて納得しかねるものとなっている。不思議で深い世界観を期待した作品だったが、少し拍子抜けの内容にあまりお勧めできません。
作品の詳細
作品名:ブリザード 凍える秘密 |
原作名:White Bird in a Blizzard |
監督:グレッグ・アラキ |
脚本:グレッグ・アラキ |
公開:フランス 2014年10月15日 |
上映時間:92分 |
制作国:アメリカ、フランス |
興行収入:37万ドル |
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