美味しい料理で知る幸せと愛のレシピ
フランス料理に魅せられたジュリアと、50年後に彼女の料理をブログに綴ったジュリーのそれぞれの生き方を平行して描く
ストーリー:1949年、パリでフランス料理の虜となったアメリカ人女性ジュリア(メリル・ストリープ)。彼女は名門ル・コルドン・ブルーで料理を学ぶと、家庭で誰でも作れる524のレシピを本にまとめて出版する。本はベストセラーとなり、彼女はテレビの料理番組に出演するなど一躍人気者となった。それから50年後のニューヨーク。小説家になる夢に破れた29歳のOLジュリー(エイミー・アダムス)は、人生を変えるためにある無謀な計画を立てる。それは、365日かけてジュリアが書いた524のレシピに挑戦し、その過程を毎日ブログに綴ることだった・・・。
出演:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ、クリス・メッシーナ、リンダ・エモンド、メアリー・リン・ライスカブ、ジェーン・リンチ、ヘレン・ケアリー、デボラ・ラッシュ、ケイシー・ウィルソン、ヴァネッサ・フェルリト
★★★★★ 心があったかくなる
ジュリアというアメリカ人なら誰でも知っている1960年代の料理研究家が本格的なフランス料理を家庭のキッチンで誰でも作れるようなレシピにして紹介した料理本の数あるレシピを、現代のニューヨークのOLである主人公のジュリーが1個ずつ作りながら、ブログに書いていくという話です。そして、そのブログがいつしか大評判なっていきます。ジュリーはジュリアと同じように夫の愛に支えられながら、料理と夢を実現させていくという話です。この映画は、料理で人生を変えたジュリアが、時代を超えて悩める女性の人生も変えていく、そんな温かい映画です。アカデミー賞女優メリルストリープの演技はいつみても見事ですが、主演のジュリアもとっても可愛いです。派手な映画ではありませんが、女性に特にオススメの映画です。
★★★★☆ ボナペティ☆
メリルの演じるジュリアの英語が妙な発音で、とっても楽しい♪ ハートの奥底から朗らかな印象で、とっても温かい。言葉を発するだけで、こんなに周囲の空気を変えられる人がいたら、ステキ。そんな彼女がフランス料理に目覚めて、本格派の出版までこぎつける様子と、時代を経て、ちょっとだけ同年代にコンプレックスを感じてたジュリーが、ジュリアに影響を受け、同じく真剣にフランス料理に取り組み、ブログに書き綴っていく様子がリンクして、ちょっと不思議なお話。ダダこねたり、自信なくしたり。すんなり上手くいかなくても、「やるもん!」って言ってのける女性たち。そんな姿に、ふふふ♪って、気持ちが温まる映画です。
作品の詳細
作品名:ジュリー&ジュリア |
原作名:Julie & Julia |
監督:ノーラ・エフロン |
脚本:ノーラ・エフロン |
公開:アメリカ 2009年8月7日、日本 2009年12月12日 |
上映時間:123分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4000万ドル |
興行収入:1億2900万ドル |
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