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オッド・トーマス(20) 職業:フリーター 特技:霊能力 彼女:アリ。愛と勇気に満ちたご近所ヒーロー!

ストーリー：オッド・トーマス(アントン・イェルチン)には特異な能力があった。亡くなった者の霊が見え死者の気持ちを読み取ることができるのだ。そんな彼の正体を知っているのは2人だけ。信頼できる優しい警察署長のワイアット(ウィレム・デフォー)と、恋人のストーミー(アディソン・ティムリン)だ。ある日オッドは戦慄を感じていた。“ボダッハ”という不気味な悪霊がふわふわと彷徨っていたのだ。ボダッハの出現は流血の惨劇が間近なことを意味する。まもなくストーミーの働くアイスクリーム店で大量のアイスを買っている中年男に遭遇する。彼の周りにはボダッハがうようよ漂っている。心配する彼女をなだめながら、オッドは中年男の自宅に侵入するのだったが・・・。

出演：アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ウィレム・デフォー、ニコ・トルトレッラ、ググ・バサ＝ロー、ローレル・ハリス、パットン・オズワルト、メリッサ・オードウェイ、アーノルド・ヴォスルー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　『シックスセンス』を越えた面白さ

以前、GyaO!でアップされた時に有料視聴だったと思うが視てその面白さと知名度の無さに驚愕したものだが、何気にprimeにアップされていたので再度視聴。やはり面白い！霊感ものではブルース・ウイルス主演の『シックスセンス』が、この作品を視るまで断トツの面白さと思っていたが、この作品は軽く凌駕する面白さ。にもかかわらずこの作品が全くと言っていいほど日本で知名度が上がらなかったのはレンタル開始当時の「TSUTAYAだけ」レーベルの弊害だと思う。結構、このTSUTAYAの事業戦略によって埋もれていった良作は他にもあるかもしれない。最後に主演のアントン・イェルチンのご冥福をお祈りする。彼が2016年、27歳の若さで亡くなられたことはとても残念でならない。

★★★★★　名作！霊感ヒーローもの

キャラクター良し。テンポ良し。シナリオ良し。名作中の名作といっていいだろう。霊能者で変人扱いの警察署長の息子であるオッドが、予見された惨劇を回避するために、奔走する霊感アクションもの。ストーリーはシンプルに犯罪者vs警察＋主人公の構図でありながら、飽きさせないギミックとテンポで始終楽しく見られた。手放しで高評価をつけてよい作品と思われる。霊感ものということで、死体が多数登場するため、スプラッタ要素はあるが、かなり抑えめにしてあるので中高生レベルから視聴可能だろう。具体的には、人が殺されるシーンでは追っ手に追いつかれた後で血塗られた手が映して表現、殺人鬼が収集していた細かい遺品は１秒程度で画面外へという表現だ。惜しむらくは、主人公のアントン・イェルチンさんが既に鬼籍に入っており、続編がないことか・・・。

★★★★☆　 運命に抗え

主人公が悩んだりせず、首尾一貫して自分の能力に向き合う姿勢を見せていたので新鮮でした。しかも行動力もあり、腕っぷしも強く、かなりの万能ときてます。見ていて清々しいです。それに恐ろしい悪霊がうじゃうじゃ出てくるにもかかわらず、それとは直接バトルしないのも目新しいですね。彼の敵は降りかかる運命そのものということでしょうか。露骨に主人公を貶してくる嫌なキャラもいないのでストレスもなくたいへん見やすいですが、一方で犯人が分かりやすかったり、また前半の淡々とした進行に飽きてしまう方もいるかもしれません。ここらへんは好みが分かれるところでしょう。作品全体に挿入されるいかにも外国風な軽口や掛け合いなど特にそうだと思います。個人的に星3.5ぐらいの感じだったのですが、ラストのあのオチがあったので星4に昇格させました。絶賛するほどではないですが、好き嫌いはあるにしろ、個性的で悪くない作品だと思います。

★★★☆☆　可もなく不可もなく

特異な能力を持つ主人公が幸運を武器に事件を防ごうとするストーリー。独創的な世界観で構成された作品なので内容と雰囲気を同時に掴むには少しテンポが早い気もする。まあそこは万人受けはしないだろうけど、許容範囲内だと思う。もう一度みたら？」と言える作品ではないので、理解できなかった人は素直に諦めるしかないと思う。キャストを見てホラー映画だと思って観た人が多いようですが、ホラーではないですね。ところどころにグロテスクな描写もありますが、基本的にシリアス、ホラー、サスペンスの要素はありません。そもそもそれを売りに作っていないでしょうね。ただ食事をしながら観るのは推奨できない。主人公とその周りのキャラの個性は強いが、余計な役のキャラ付に時間を割いているせいか後半における悪党のキャラ付が微妙。総じて普通。あまり好みではなかった。

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