生きる、と決めた・・・
ひとりの男性が再生していく姿と芸術のもつ癒しに感動の実話
ストーリー:バーからの帰り道で5人の男に暴行されたマーク・ホーガンキャンプ(スティーヴ・カレル)は、瀕死の重傷を負い、9日間の昏睡状態に陥る。脳に障害を抱え、襲撃の後遺症(PTSD)に苦しむ彼はまともな治療も受けられず、セラピー代わりにフィギュアの撮影を始める。自宅に作った空想の世界“マーウェン”ではG.Iジョーのホーギー大尉と5人のバービー人形が、迫り来るナチス親衛隊と日々戦いを繰り広げていた。地域の人々の理解と協力でマーウェンの写真は評価され、やがてマークの個展が開かれることになる。“マーウェン”で戦う勇気を与えられたマークは、避けていた暴行事件の裁判で証言しようと決意するが・・・。
出演:スティーヴ・カレル、レスリー・マン、ダイアン・クルーガー、メリット・ウェヴァー、ジャネール・モネイ、エイザ・ゴンザレス、グェンドリン・クリスティー、レスリー・ゼメキス、ステファニー・フォン・フェッテン
★★★★★ どんな辛い状況もトラウマも乗り越えられる!
こういう映画こそアカデミーノミネートされてほしいです。
★★★★★ 実話の映画化を監督らしい工夫で魅せる!
映画は工夫で面白くなる!という映画です。もちろん正々堂々、丁寧にガッチリ撮って堪能させてくれる映画もたくさんあります。ロバート・ゼメキス監督はこれまでも「工夫」でいい映画をたくさん観せてくれたエンターテイメント監督のひとり・・・ジオラマ好き、フィギュア好き、そしてロバート・ゼメキス監督の映画が好きという方は是非鑑賞してほしい映画です。また「こういう女性の活躍のさせ方?」「女性がとてもカッコいい映画」もあるんだと感心もさせられました。
★★★☆☆ マーウェン、あなた疲れてるのよ
酒によった暴漢に言いがかりをつけられて暴行をうけた仮称マーウェンは、事件の影響で記憶を失った状態のまま生活を始める。マーウェンはGIジョーの人形を使い、妄想にふけりながら場面場面の写真を撮影し、個展を開こうとするのだが・・・。この映画の構成は7割がたがマーウェンの妄想もといGIジョー劇場になっています。現実世界で起こった出来事を妄想にミックスし、ラブロマンスにアクションと取り入れていき物語は進んでいきます。中盤から後半にかけてマーウェン自信の恋や事件を起こした暴漢の裁判などありますが、ほとんどは妄想劇場です。それを面白いかどうか感じるのがこの作品の評価を分けると思います。妄想というとLIFEを思い出しますが、本作はそれとは違い人形を使った妄想なので、壮大な場面は特にありません。個人的には可もなく不可もなくな作品だと思います。
作品の詳細
作品名:マーウェン |
原作名:Welcome to Marwen |
監督:ロバート・ゼメキス |
脚本:ロバート・ゼメキス |
公開:アメリカ 2018年12月21日、日本 2019年7月19日 |
上映時間:116分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3900万ドル |
興行収入:1300万ドル |
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