ドラマ

ライオット・クラブ

全員イケメン…なのにクズ! 

英国イケメン若手俳優陣×『17歳の肖像』女流監督が描く、スキャンダラスな衝撃作! !

ストーリー:英国の名門オックスフォード大学――数百年の歴史を持つ秘密の会員制クラブ、“ライオット・クラブ”。このクラブでは、2万人いる学生の中から選ばれた10人の超エリートたちが輝かしい未来を約束される。現役会員たちに見初められ、非常識で下劣な入会儀式を突破し、晴れて会員となった新入生のアリステア(サム・クラフリン)とマイルズ(マックス・アイアンズ)。上流階級の頂点の仲間入りを果たし、浮かれていた2人だったが、権力と金に支配されたクラブにとって、それはお遊びの一つに過ぎなかった。虎視眈々と会長の座を手に入れようと、熾烈で陰湿な争いを繰り広げるメンバーたち。そして彼らの伝統である隠逸な晩餐会が幕を開けるとき、美しく腐った男たちの狂った欲望が“暴走”する・・・。

出演:サム・クラフリン、マックス・アイアンズ、ダグラス・ブース、フレディ・フォックス、オリー・アレクサンダー、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ホリデイ・グレインジャー、トム・ホランダー、ナタリー・ドーマー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ポッシュに生まれたい人生

この映画を通じてイギリスの今なお残る階級制度について再認識させられた。胸糞悪い映画だが、私は好きで特にブルーレイ表紙はかなりかっこよく家に飾っている。

★★★★★ クズだけど英国ファッションはやっぱかっこいいね

「映画」として、こういう世界もあるんだあ、で楽しめるものだと思います。でも結構現実味を帯びた世界観と描写(レストランの店主とか)との対比で、胸糞の悪さを助長させてます。私は胸糞悪い映画大好きなので楽しめました。にしても作中で出てくるBarbourがかっこいい。ライオットクラブのメンバーはクズでも、良い家柄の坊ちゃんたちなので、英国的な着こなしがかっこよかったです。

★★★★★ 上流階級にしか分からない。男の嫉妬が引き起こした事件

上流階級にしか分からない鬱憤もあるのだろう。これは、アリステアの嫉妬心がもたらした悲劇。優秀な兄と比べられ、ライオットに入会するも新人のマイルズはこれまた優秀。学業もプライベートもルックスも完璧。部屋もいい部屋を与えられていて、ブーブー駄々をこねていたら、すんなり「僕の部屋どうぞ。」と紳士的な振舞を見せつけられる。女性にも一目置かれるマイルズに激しい嫉妬を覚える。アリステアは自分に対しても嫌気がさし、憂さ晴らしをしたかったのだろう。お金はあるけれど、自分の居場所がない。そんな男の犯罪。

★★☆☆☆ 何処の国も変わりはしない現実

自意識と選民意識ばかりが強いエリート達が、お金にものをいわせ、好き放題している話です。聞けば実話をもとにしているそうな。ゾっとします。日本でも、刑事事件(婦女暴行など)を起こしておきながら、エリートの大学生(というより親の職業が)だと、成人しているにも拘わらず、執行猶予付きの判決だったりと、その歪んだ司法の在り方や、異常性は度々指摘されますが、それはイギリスでもあまり変わらないようです。ひたすらに気分が悪くなります。映画は娯楽で、空想の世界の話なはずなのに、ここでも、クソみたいなエリート達に不愉快な思いさせられるのか・・・。いや、勿論本物の人格者って人もいるんですけどね、そういう人は大抵自分の上司じゃないし、出世してくれないんだよなぁ。

★☆☆☆☆ 美しくも胸糞悪い映画

何が伝えたいのか・・・深みも何もなくシンプルに捉えるならば、「地位と金があれば何やっても許されるのが現実」ということだが、ストーリとしてあまりにも単純すぎないか?閉幕もモヤっとして、観終わって気持ち悪くなった。

作品の詳細

作品名:ライオット・クラブ
原作名:The Riot Club
監督:ロネ・シェルフィグ
脚本:ローラ・ウェイド
公開:イギリス 2014年9月19日、日本 2016年7月23日
上映時間:107分
制作国:イギリス
製作費:250万ドル
興行収入:210万ドル
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