南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語
ストーリー:しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、活発で信念を曲げない作家志望の次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、内気で繊細な三女ベス(エリザ・スカンレン)、人懐っこく頑固な末っ子エイミー(フローレンス・ピュー)。女性が表現者として成功することが難しい時代に、作家になる夢を一途に追い続けていたジョーは、性別によって決められてしまう人生を乗り越えようと想いを寄せる幼なじみローリーからのプロポーズにも応じず、自分が信じる道を突き進もうとしていたのだが・・・。
出演:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エリザ・スカンレン、ティモシー・シャラメ、メリル・ストリープ、トレイシー・レッツ、ボブ・オデンカーク、ジェームズ・ノートン、クリス・クーパー、ローラ・ダーン
★★★★★ 女性の生き方とは✨
建物の外観及び内装、登場人物の見事なバランスの服装、そして眺望..・・・何から何までとても色鮮やかなとても綺麗な映像で、観ていてそれだけでもとても満喫した。特に海の青さが頭に焼きついた。若草物語は小学生の頃にお気に入りの本だった。幼いながらもジョーの生き方に憧れた。大人になって改めて映画という作品を通して観ても、やはり私はジョーに共感し、特に母親は理想的な女性だった。自分の気持ちを良くも悪くもストレートに出してきたジョーと自分の気持ちを何十年もかけてコントロールできるようになったと話す母親との会話が最高によかった。今の時代は少しうすれたように感じる家族愛も自然といいもんだなぁと素直に感じることができた。映画に出てくる全ての女性のそれぞれの生き方の選択を映像で観れるのは面白かったし、参考にもなった。俳優陣も最高のキャストで素晴らしい作品だと私は思う。
★★★★★ 今の風が名作をいきいきと鮮やかに
若草物語の精神を現代をいきる女性の言葉で表現した、素晴らしい作品だと思いました。原作を読んでいない方も楽しめる構成や、ジョーと編集長とのやりとりを使って作品そのものを俯瞰するような作りも上手で、そこに役者のすばらしさも加わって、この映画もまた名作だと思います。若草物語、赤毛のアン、あしながおじさんなど、何十年も前、娘時代から何度も読み返してきました。今後もまた多くの人がよみ、さまざまな表現でいろんな作品が生まれていくのでしょう。映画は、原作を読むとさらに個々の登場人物のストーリーを知ることができ、楽しいかと思います。続若草物語もありますので、興味がある方はぜひ。あしながおじさんにも、主人公が「私だけ少女時代に「若草物語」を読んだことがなかった」というせりふがでてきます。女性による女性の物語、すべての人におすすめです。
作品の詳細
作品名:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 |
原作名:Little Women |
監督:グレタ・ガーウィグ |
脚本:グレタ・ガーウィグ |
原作:ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』 |
公開:アメリカ 2019年12月25日、日本 2020年6月12日 |
上映時間:135分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4000万ドル |
興行収入:2憶1800万ドル |
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