ドラマ

フライト

デンゼル・ワシントン主演、衝撃と感動のミステリードラマ

ストーリー:フロリダ州オーランド発、アトランタ行きの旅客機が原因不明の急降下。ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン、)は墜落寸前の機体を回転させ、背面飛行で緊急着陸に成功、多くの命を救う。それはどんな一流パイロットにも不可能な奇跡の操縦だった。一躍時の人となったウィトカー機長だが、ある重大な疑惑をかけられる。彼の血中からアルコールが検出されたのだ・・・。

出演:デンゼル・ワシントン、ドン・チードル、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン、ブルース・グリーンウッド、メリッサ・レオ、ブライアン・ジェラティ、タマラ・チュニー、ナディーン・ベラスケス、ジェームズ・バッジ・デール

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ コントロール

字幕では意訳されてほとんど出てきませんが、劇中に度々重要なワードとして「コントロール」という言葉が出てきますね。ガン患者が「自分で自分の身体(のガン)をコントロールできない」と告白したり薬物中毒のヒロインが依存症を克服(コントロール)しようと頑張っていたり。登場人物の様々なコントロール模様が出てくるわけですが、飛行機を見事に操縦(コントロール)して乗客を救ってみせた主人公が、アルコールや薬物の誘惑を断てなかった(コントロールできなかった)為に破滅していくのは、少し考えさせられるものがありました。

★★★★★ 主題はアルコール依存症について

アルコール依存症をこれほどリアルに描いた映画は他にない。名作と言われた『リービング・ラスベガス』のはるか上を行く。その他、架空の事故のフライトの設定から機体のアビオニクスの再現、調査をするNTSBの動きなどリアルすぎるほどリアルな描写がここまでか、と描かれている。アカデミー賞をとれなかったのが不思議なくらいの名作である。

★★★★☆ 中高年の映画

腕はいいが毎日アルコールで泥酔、コカインで頭を醒まして、乗客を乗せて空を飛ぶパイロットが主人公の物語。乗客の命を預かるパイロットとして空を飛んでいるが、本人もぶっ飛んだ状態。「フライト」というタイトルがいかにもアメリカらしい。大参事になるはずの飛行機墜落事故を奇跡的に数名の犠牲者を出すに止めて回避、自身も軽い傷を負っただけで助かるが、この事件を境に主人公は自らの人生の問題に直面していく。40代後半~50代程度の年齢にいたると現役での社会的地位、その他諸々たかが知れたようになってくる。次は今までの自分の人生を振り返ったり、退屈な日常と向かい合うということからいかにして逃げようかとあの手この手で必死に誤魔化すが、気が付くと自分は嘘と妥協の塊・・・幸せは何処へ行った?・・・そろそろ限界かもしれない・・・こういった感覚に思い当たる節がある人には是非お勧め。

★★★☆☆ 確かにフライト物語ではない・・・

映画の前半ドキドキした分、後半のストーリーは長く感じ集中できなくなってきた。デンゼルの演技が良かったから最後まで視聴できたかも・・・。

作品の詳細

作品名:フライト
原作名:Flight
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ジョン・ゲイティンズ
公開:アメリカ 2012年11月2日、日本 2013年3月1日
上映時間:139分
制作国:アメリカ
製作費:3100万ドル
興行収入:1億4600万ドル
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