スリラー

レッド・ステイト

田舎町に住む3人の高校生が監禁された先は超保守派の狂信的キリスト教団だった・・・

ストーリー:アメリカの小さな田舎町。セックスに興味津々の童貞高校生トラヴィス(マイケル・アンガラノ)たち3人は、出会い系サイトで知り合った女性の家へ、高まる興奮を抑えながらやって来た。だが、現われた女性にすすめられるままビールを飲んだ彼らは、仕込まれた睡眠薬で昏睡、目覚めると檻に閉じ込められていた。すべては堕落した人間を断罪するための、狂信的な超保守派キリスト教団の罠だったのだ。トラヴィスたちは何とか逃げだそうとするのだが・・・。

出演:マイケル・アンガラノ、ケリー・ビシェ、ニコラス・ブラウン、カイル・ガルナー、ジョン・グッドマン、メリッサ・レオ、マイケル・パークス、ケヴィン・ポラック、スティーヴン・ルート、パトリック・フィッシュラー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 黙示録と回心

ケヴィン・スミス監督は、随分シリアスな作品を作ったものです。これは、現代アメリカが保守とリベラル及び大衆と権力が衝突していわば内戦状態にあるという描き方だと思います。アメリカは国外でも戦争・国内でも戦争という訳です。まさに黙示録的な映画です。そしてクライマックスで天使の喇叭が響く事を通して、アメリカの人々が希求していること、我々の狂気を止めてくれる存在への希求を描いております。なので、この映画には狂信的キリスト教原理主義を通してキリスト教精神を描くという構図があります。ATFの特別捜査官が、この映画の中で唯一回心した人間として描かれております。彼はおそらく職を辞するものと思われます。また、この映画に主人公がいないかのように見えるのは、我々民衆こそ主人公であるという思いが監督にあるからだと思います。

★★★★☆ 怖い映画・・・

70年代の作品のような、社会の暗部に深くコミットする作品で、ホラーとは違った、おそろしい作品でした。アメリカでは、これに似た事件があったし、低予算ながら、よく作りこんであって、悪夢のような展開を、ラストまで、呆然として見てしまいます。

★★★☆☆ 長い説法は早送りしてもいいかも

アクション・サスペンス。キチガイ教団から誰が生き残るのかドキドキしてたら、その後の説法が長いのなんの。もう尺稼ぎなのか主張があるのか知らないが、さすがに長すぎて興ざめ。その前のドキドキ感と、その後のアクションがテンポいいだけにもったいない。どうしようもない人達同士でドンパチやってそれなりに見れたけど、特に印象に残らなかった。

作品の詳細

作品名:レッド・ステイト
原作名:Red State
監督:ケヴィン・スミス
脚本:ケヴィン・スミス
公開:アメリカ 2011年9月23日、日本 2012年10月27日
上映時間:88分
制作国:アメリカ
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