ドラマ

ブロウ

麻薬王ジョージ・ユングの生涯を映画化。華やかな生活と落ちぶれていく人生を描いた悲痛のドラマ

ストーリー: 少年時代のツライ思い出。経営していた会社が倒産してしまった父親。家出を繰り返す母親・・・。 誠実に働きづめに働いて、結局は貧乏暮らしの両親を見ながら育ったジョージ(ジョニー・デップ)は、ついに心に決める。 「こんな生活は嫌だ。金が欲しい、沢山の金。良い生活がしたい」と。 そして時は流れ、青年になったジョージの『ブロウ的人生』は、カリフォルニアに移り住んでから始まった。 ヒッピー、フラワー・チルドレン・・・。折しも時は60年代ライフの真っ只中であった。そこで、マリファナの元締めと出会い、 持って生まれた才気を発揮したジョージは瞬く間にカリスマ的存在と化し、巨万の富を手にするのであったが・・・。

出演:ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジョルディ・モリャ、フランカ・ポテンテ、レイチェル・グリフィス、レイ・リオッタ、ポール・ルーベンス、クリフ・カーティス、イーサン・サプリー、ミゲル・サンドバル、エマ・ロバーツ、ジェイミー・キング

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 実話とジョニーの魅力が相まってとてもいい作品に。

ジョニーの中の最高傑作、とは言い切れませんが、ジョニーの魅力が十分に発揮されている作品です。一回ではなく二回三回と見たくなってしまう作品です。

★★★★★ 最高過ぎる

この映画は完璧だった。主演のジョニーから脇を固める出演者、監督からスタッフそして実在の物語の主人公ジョージ・ユングも。カメラの撮り方からストーリーの進む速度まで全く飽きさせずにラストまで一気に引き込まれてしまう、さらにこれが実話にもとずく話と言うのがまたすごい。真面目だった人間には理解出来ないかもしれないが色々と分かってる人が見れば最高の1本になる事間違いなし。

★★★★☆ キャスティングが良い

ジョニーデップが格好良い、ペネロペ・クルスが美しすぎます。実話を基にしたフィクションな訳ですが、時代背景なども描いていけば、もっと面白かったかもしれません。エスコバルの人物像もあまり描かれていないのは色々面倒な事があるからでしょうか?産地直送の新鮮な麻薬(笑)を直輸入しようとする青年期のジョージのビジネスセンスと、財政管理に無頓着な中年期が同一人物と考えにくいですね。やはり、制作側もしくは彼に全てを暴露できない何らかの事情があるんでしょうね。あと、前半のジョージをヒロイックに描かれていても、やはりどこか冷めてしまう部分があります。当時のアメリカのムーブメントなどを考慮すると、犯罪者=悪と一方的に言い切れないのですが、彼がやらなくても誰かがやっていた訳ですしね。

★★★☆☆ 情け容赦ない。

犯罪人なんだから当然なんだけど、ここまで落とし込むかというくらいに惨めな人生に描いてる。娘は、結局一度も面会に来ていない的な残酷なナレーションまでわざわざ付けて。ジャケットはかっこよくて、麻薬王として人生を謳歌した男の話かと思ったし、いっそそれでも良かった。だからといって、麻薬王になろうと思う人、いないでしょ。麻薬王としての苦労談や、それなりの幸せ感がない。貧乏したくなかったっていうのは冒頭に語られたはいるけれども、淡々と描かれてるので、儲けて何がしたかったのか、とか、そのへんが薄っぺらい。ジョニー・デップは腹タプタプにしてまでカッコ悪い男を演じきってるけど、そこまでする脚本かなあ。なんか、ドラッグはいけませんよ、的な道徳作品じゃもったいない。

作品の詳細

作品名:ブロウ
原作名:Blow
監督:テッド・デミ
脚本:ニック・カサヴェテス
公開:アメリカ 2001年4月6日、日本 2001年9月15日
上映時間:124分
制作国:アメリカ
製作費:5300万ドル
興行収入:8300万ドル
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