コメディー

紀元1年が、こんなんだったら!?

紀元1年の知られざるヒーロー現る!? 

ストーリー:紀元1年、古代人の村で暮らすゼド(ジャック・ブラック)とオー(マイケル・セラ)。口は達者だが生活能力ゼロのゼドと、知恵はあるが力も気も弱いオーは、村の中でもダメ男扱いされている。ゼドは美女マヤに、オーはゼドの妹イーマに惚れているが、そんな2人が女たちから相手にされるはずもない。そこで、みんなを見返してやろうと、ゼドは絶対に口にしてはならない“禁断の果実”を食べて最強になろうと! ・・・が、それがもとで村を追い出されるハメになったゼド。そんなゼドと共にオーは、紀元最初で最大の冒険の旅に出ることに・・・。

出演:ジャック・ブラック、マイケル・セラ、オリヴァー・プラット、デヴィッド・クロス、ハンク・アザリア、ハロルド・ライミス、クリストファー・ミンツ=プラッセ、ヴィニー・ジョーンズ、ジュノー・テンプル、オリヴィア・ワイルド、ジーヤ・カリディス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★☆☆ ちょっとした笑いに。

一般的にコメディーものであれば、コミカルに演じた挙句にエンディングはハートフルに包み込むというパターンが多く、それが好感が得られるところであり、アメリカンコメディの持ち味なんですが、この作品の場合、そこまで踏み込んでいないところがあります。たしかに、B級仕込みであっても、コミカルはコミカルなんですが、ただシチュエーションが”紀元1年”ということがあり、往時の古代人の人ごころとは現代のような情緒的ではなかった、もっと野趣あふれる動物的ではなかったのではないかと想定しているように見受けます。そのため、ハートフルに落とし込める展開まで掘り下げることが出来ず、単なる小ネタの連続ワザで笑い飛ばすということになったようです。せっかく、禁断の果実やイサクなど旧約聖書をネタにしているのに、それほどの活用ができていない。主役には、『トロピック・サンダー』、『ナチョ・リブレ』、『俺たちニュースキャスター』、『愛しのローズマリー』などといった数々のコメディドラマで活躍しているジャック・ブラック、それに『ジュノ』でのマイケル・セラと、そこそこのその道の役者ぞろいなのに、もう少しコンテンツさえしっかりとしていれば、お下劣な笑いだけでなく、おしゃれに笑えるユニークな作品になったと思います。

作品の詳細

作品名:紀元1年が、こんなんだったら!?
原作名:Year One
監督:ハロルド・レイミス
脚本:ハロルド・レイミス
公開:アメリカ 2009年6月19日
上映時間:97分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:6200万ドル
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