掟破りの“戦場アクション・コメディ”!!
アフガニスタン紛争地域で悪戦苦闘するルポライターの実話を元に描いた異色の戦場アクションコメディ
ストーリー:レポーターのキム・ベイカー(ティナ・フェイ)は人生に行き詰まり、生活を変えるべくニューヨークでのデスク仕事をやめてアフガニスタンでの危険な任務を引き受けた。故郷から遠く離れ、まったく落ち着くことのできない土地でカルチャーショックを受けたキムは、大胆な性格のレポーター(マーゴット・ロビー)、生真面目な大佐(ビリー・ボブ・ソーントン)、魅力的な報道写真家(マーティン・フリーマン)と仲良くなり、常軌を逸した新たな世界で生きていく。混沌のさなか、必死になって次のビッグ・ニュースを探しているうちに、キムは自分の本当の強さを見つけるのだった。
★★★★★ 砂漠の生活は、乾らりとしてる
これが本当の話なところが驚く。レビューが高評価だったので見てみた。女性TV局員が戦場にとばされる話だが、ウエット感が全然ない。悲壮感、暗さ、全くなし。でも、人が生きていく上ではドラマがあり、宗教の違いで生活も変わる。悲壮感がないから、宗教が及ぼす制約のある生活が厳しく感じず、逆に違うから楽しめた。ハリウッド映画らしく最高に楽しめた、こういう映画もないと、大作ばかりだと疲れる。画面が密度過剰になりすぎるから、それを読み取ろうと思うと楽しめないこともある。
★★★★★ 思ったよりリアル
テレビの報道よりも内部事情が知れてとてもいい作品だと感じた。個人的にテレビの報道で放送されている内部戦争の話題には目を背けていたがこうやって真剣に前向きに世界に情報を発信しようとしているところを見るとやる気になるし、明日に繋がる。環境は人を変えるし、変わった自分をどこかで見つめ直さないといけない。そんな映画だったきがする。
★★★★☆ アメリカ映画らしい前向きさがいい
閉塞した人生を打ち破ろうとしたした女性がキャスターとして戦火のアフガニスタンへ、緊張する戦地で初めてで戸惑う事ばかりの中で喜んだり悲しんだりしながら前に進んでいく姿がアメリカ映画らしい楽しさがありました。
★★★★☆ 最後がいい
映画の最後のほうで、主人公が、車で訪問する家がある。誰の処かと思ったら、主人公が映像を流したために、他州の前線へ送られ、そこで簡易爆弾で両足をなくした元兵士の家だった。元兵士は、今では結婚し、妻が居て、幼い子供がいる。主人公が、「私に何か言うことはないか、率直に言ってほしい」と問う。しかし、元兵士の語る言葉に非難はない。バーベキューを準備する元兵士。静かで平和な時間が流れている。素晴らしいシーンだ。
作品の詳細
作品名:アメリカン・レポーター |
原作名:Whiskey Tango Foxtrot |
監督:グレン・フィカーラ |
脚本:ロバート・カーロック |
公開:アメリカ 2016年3月4日、日本 劇場未公開 |
上映時間:112分 |
制作国:アメリカ |
製作費:3500万ドル |
興行収入:2400万ドル |
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