ティンプソン監督が、父親の死後遺体と7日間過ごしたという実体験に着想を得た先読み不能のサスペンス
ストーリー：長年音信不通だった父から連絡を受け、人里離れた海辺の家を訪ねた息子ノーヴァル(イライジャ・ウッド)。およそ30年ぶりの再会だったが、父が消えた後の母の苦労を知るノーヴァルは素直に喜ぶことができず、いつしか2人は口論となる。激高する父に身の危険を感じるノーヴァルだったが、その時突然父が倒れ、そのまま他界してしまった。警察から、検視官が到着するまで遺体を家に置くよう言われた彼は、父の遺体と数日を過ごすことになるが・・・。
出演：イライジャ・ウッド、スティーヴン・マクハティ、マーティン・ドノヴァン、マイケル・スマイリー、マドレーヌ・サミ、サイモン・チン、ガーフィールド・ウィルソン
★★★★☆ 良かったです！
30年ぶりに父との再会、どこかおかしな言動の父に、謎が深まり、前半でだいぶ惹かれます。中盤でその疑問は解決され、後半にもう一展開欲しかったです。後半は割と単調な血みどろシーンばかりなので、前半のサスペンス要素がもったいない。
★★★☆☆ 前半は内容薄い、サプライズ挟んで後半でも巻き返すほどではない
スタートから色々な可能性を自然と考えながら観て、それでも伏線の少なさ、展開の少なさに早送りしようとした頃に突然展開する。そこからの数分が最大の盛り上がり。そこから一気呵成に話が転がりそれなりの面白さはあるものの、前半の内容の無さを取り戻すには到底至らない。ただイライジャ・ウッドのお坊っちゃん感は確実に良い味だしている。
作品の詳細
| 作品名：プライス 戦慄の報酬 |
| 原作名：COME TO DADDY |
| 監督：アント・ティンプソン |
| 脚本：トビー・ハーヴァード |
| 公開：アメリカ 2020年2月7日 |
| 上映時間：93分 |
| 制作国：アメリカ、カナダ、アイルランド、ニュージーランド |
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