コメディー

スーパー!

素人ヒーロー“クリムゾンボルト”が、お手製のコスチュームを身に纏い、エッチでクレイジーな相棒ボルティーと共に危険地帯の犯罪に立ち向かう

ストーリー:冴えない夫フランクは、セクシーでイカれたドラッグディーラーを追って彼の元を去った妻を取り戻すために、クリムゾンボルトに変身!お手製のコスチュームを身に纏い、エッチでクレイジーな相棒ボルティーと共に危険地帯の犯罪に立ち向かう。すべては愛する妻のため。でも世の中、思い通りにはいかないもの。想定外のエンディングに向け、クリムゾンボルトは猛ダッシュ!やっぱり男はつらいよ・・・。遠い昔に定められた不変の掟。子どもに猥褻な行為はしない。列に割り込んだり車に傷をつけたりしない。もし掟を破ればクリムゾンボルトが許しません!!!

出演:レイン・ウィルソン、エレン・ペイジ、リヴ・タイラー、ケヴィン・ベーコン、グレッグ・ヘンリー、マイケル・ルーカー、ショーン・ガン、リンダ・カーデリーニ、ネイサン・フィリオン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ パッケージに騙されると・・・。

あまりにも切ない気持ちになるラストに全てが集約されている気がします。特にリビーの件の後からは、きっと観客と主人公の気持ちが一致するのではないでしょうか。「正義」と「悪行」は紙一重だという事に着地されるのではないかと思われがちなこの作品。ただ、主人公の行おうとしていた事は本当に「正義」なんでしょうかね?

★★★★★ ダサいヒーローものでは一番これが良かった

『キック・アス』と『ディフェンドー』と良く比べられるが、個人的にはスーパーの方が良かった。ダサい主人公が精神的におかしくなっていき、サイコパスっぽかったのが他の作品と大きく違う。グロさは一級、相棒はかわいい少女だが、精神的に何かおかしいサイコパス予備軍でこりゃまたスゴイ。悪役の方が冷静沈着で、逆に主人公の方が妄想を抱いていて狂っているこのギャップが面白い。グロさも結構あり、『キック・アス』や『ディフェンドー』と比べると人を選ぶ映画だが意外に面白い。ストーリーは結構重い話で、ショッキングな場面もあるので耐性が無い人が気軽に観るとトラウマになるかもしれない。

★★★★★ すぐ隣にいる「ヒーロー」

『キック・アス』の世界は観ている人間にとって別世界の出来事です。ぼんくら高校生がヒーローとなり、その世界を我々が身近に感じたとしても、その世界はあくまでも架空の世界です。だからこそ他人事としてその世界を私たちは楽しむことが出来ます。しかし、「スーパー!」で描かれる世界は、私たちの生きている世界そのものです。主人公の存在も、その「だめさ加減」も含めリアルです。その主人公が、「啓示」を受け、「正義」を行う。 その「正義」は、やろうと思えば、誰でもが可能な「正義」です。バットマンのように特別な車を作る必要ありません。DIYセンターに行けば買うことの出来る工具を用意し、身を隠す(隠し切れてないけど)手作りのウェアを用意すればいい。(しかし、物語が進むにつれ、銃や爆弾も使われ過激になっていきます。とはいえ銃に関してはアメリカでは日常の延長にある)。主人公の存在が特別な物でなく、その行動も私たちがやろうと思えばやれるものです。故に、「あなたはこの状況の場合どうしますか。正義を行わないのですか。あなたの妻が奪われたらどうするのですか。どんな行動を起こすのですか」という問を突きつけられている気になります。それがどうにも居心地が悪いのです。 主人公が過激な行動を起こすきっかけは「啓示」です。信仰心の無い人間にとっては、その部分は今ひとつ実感として伝わってこないのですが、一つの考えに凝り固まること、思い込みすぎることの「怖さ」として考えると、これもまた、私たちの身近に存在していることと思います。 本作を、現実世界やヒーロー物、宗教に対する批判や皮肉、パロディーとして考えることも出来るでしょうし、妻を奪われた哀しい人間の復讐の物語とすることも出来るし、幸せになりきれない哀しい男の幸福追求の物語とすることも出来ます。観る人を選ぶ映画かもしれません。しかしラストシーンを観る度に、何度も見返す価値のある映画だと感じます。

★★★★☆ ヒーロー

面白い! 誰もが言うように、『キックアス』が好きな方は気に入るだろう。ただ、全てにおいて娯楽的エンターテイメントなわけではなく、ほろ苦い気分にもさせられる。

★★★★☆ おもしろうてやがて悲しき独身オヤジ

こーんな良作を今まで見てなかったことが損失。ヒーロー物でもそのパロディでもありません、タクシードライバー的な頭おかしいおっさんの話です。容赦無い残虐描写もいい。最後はどこか物悲しく、でもウサギ一匹飼ってもいいぐらいに自分を愛せたおっさん。寂しいおっさん世代のための作品と受け止めました。

★★★☆☆ 物事の表と裏。

途中のゴア描写に少々辟易とさせるところもあるが、テーマはずっしりと重く、物事の本質を描いている。ヒーローに憧れ、神の啓示で悪を粉砕する中年男性が客観的には“あっち”の人。ただし、幼少のころ、宗教という絶対的な存在を常に身近に感じていた人間が真摯に生きることを主観にすると、同情や感情移入ではなく、一人の人間として目が離せない存在になってしまう不思議。ラストに近くなると、エレン・ペイジ演じるボルディー(主人公の一応相棒)が暴力に支配されている以上に、ある意味“悪”という概念そのものに支配されてしまったような主人公のおぞましさが極限に達する。アメコミ映画にあるような派手なアクションやスカッとするカタルシスを期待すると何だか黒く冷たい水を飲んだような気持ちになるが、作品は非常に良作。小規模で予算の少ない作品にケビン・ベーコンやリヴ・タイラーら(リンダ・カーデリーニが見れる!)が出演しているのも納得の完成度である。日本人は宗教に関する意識が乏しいため、単に理解不能という人も多くいるかもしれないが、一度は自分の間白を見つめ直す良い機会になるかもしれない。作品はそれなりに楽しめたが、自分に合っているかと言われれば疑問が残るけれど。

作品の詳細

作品名:スーパー!
原作名:SUPER
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン
公開:アメリカ 2011年4月1日、日本 2011年7月30日
上映時間:96分
制作国:アメリカ
製作費:250万ドル
興行収入:59万ドル
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