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おせっかいママに、お手上げ娘

おせっかいママと多忙なキャリアウーマン娘がぶつかり合いながら“絆”を深めていくハートウォーミングなファミリーコメディ!

ストーリー：夫に先立たれたマーニー(スーザン・サランドン)は、住み慣れたニュージャージーから、脚本家として成功を収めた娘・ロリ(ローズ・バーン)が住むロサンゼルスに引っ越してくる。娘との楽しい暮らしを夢見ていたマーニーだったが、何の前触れもなくいきなり家にやって来た母にロリはカンカン。友人に馴れ馴れしく話しかけたり、元恋人との関係をしつこく聞いたり、はたまたテレビの撮影現場まで押しかけてきたり、も～ウンザリ。そんなある日、元警察官の初老の男ジッパー(J・K・シモンズ)に出会ったマーニーは、ほんのり恋心を抱きはじめる・・・。

出演：スーザン・サランドン、ローズ・バーン、J・K・シモンズ、ケイシー・ウィルソン、ジェロッド・カーマイケル、セシリー・ストロング、ルーシー・パンチ、マイケル・マッキーン、ジェイソン・リッター、エイミー・ランデッカー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　喪失と補填代償

父母娘の3人世帯の家族の父親が亡くなりました。そこで、夫を失った妻、父を失った娘は若干気持ちのバランスを崩してしまうのです。そこに、もとからメドラー家の女性は個性的で自己主張が少し強めですので、母も娘も生活の中の具体的行動に迷走が現れます。そして、そういう少し似た傾向のある女同士向かいあうのですが、母は、娘の生活に過剰に干渉し、それを疎まれると、娘以外の娘の周囲の人、さらには従来全くメドラー家には関係のなかった人の生活にも関わろうとするのです。母の気持ちは、ショートサーキットを起こしていて、すぐに実行に移されます。そんな中でのてんやわんや。状況劇であり喜劇です。

★★★★☆　どこにでもいるおばさんが金と時間を持て余して。

ストーリーは「商品説明」のところに書いてある通りで、そのほか何のどんでん返しもありません。タイトル通りのハッピーエンドです。おせっかいな母親がとにかく鬱陶しくて、しかも夫の遺した遺産がまた性質悪く、お金をばらまいていちいちカンに障ることばかり。娘がブチ切れるのも納得のイヤなおばさん。でもま、ウチもそうだけど、母と娘というのはケンカしててもなんだかわかりあってるようで、収まるところに収まるのね、っていう羨まし関係。ちょっとぎくしゃくしてる母娘にこそ見て欲しいし、もちろん仲のいい母娘にもおすすめ。それを隣で父親がそっと見てる、そんな安心な見方ができます。ただ、せっかく残した遺産を無駄遣いされた上に他の男があらわれてというのは、ちょっとツラいかもね。そしてこの人、妻としても結構鬱陶しいけど、家の中が明るく元気なのはいいのかなあ、と男としては思います。スーザン・サランドンも年とったけど、こういう役柄も軽くこなせるのは、やっぱりさすが。

作品の詳細