スリラー

ノウイング

地球消滅、その時、何を残せるのだろうか?

人類は「知る」、未来はすでに通達されていることを。

ストーリー:50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす記念式典が小学校で催され、収められていた当時の生徒たちが創造する未来図が在校生に配られた。MIT宇宙物理学者のジョン(ニコラス・ケイジ)の一人息子ケイレブが持ち帰ったのは、子供が書いたものとは想像しがたい不可解な数字だけが羅列されたものだった。数列には一定の法則があるのではないかと仮説を持ったジョンは、様々な角度から検証していく中で”299691101″というブロックに目が留まる。それはアメリカ同時多発テロが起きた日付と、2996人という犠牲者の数と一致していたのだ。他の数列も確かめていくと、過去に起きたあらゆる大惨事の日付・犠牲者数と一致していたことが判明する。その中にはジョンの妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付と犠牲者数も含まれていた・・・。

キャスト:ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン、ベン・メンデルソーン、ナディア・タウンゼンド、D・G・マロニー、アラン・ホップグッド、エイドリアン・ピカリング、リアム・ヘムズワース

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 世界が終わる話が好きな方は是非!

ニコラス・ケイジが出てると言う時点でもう面白いのですが、内容的にも、私は最高でした。旧約聖書に基づいて作品を作ったと思うので、その点が良かったです。

★★★★★ 生かされていることに感謝しなければ。

臨場感のある映像もオカルトチックな展開も良い。一方で突っ込みどころも多くあるのでしょうが、人類の無力さと、地球の環境はとても危ういバランスの上に奇跡的に成り立っていることを思い出させられ、独善的に生きていくことの虚しさを強く意識させられた作品です。同じ題材でも、『2012』の能天気さとは対極ですね。

★★★★☆ 最近のハリウッドのSF映画って…

宇宙戦争、地球が静止する日etc. 何か序盤から中盤までワクワクさせて終盤はしりすぼみってパターーンが多くありませんか?この作品もその傾向が強いように思いました。ストーリーが進んで行くうちに、あの結論は?これはどうなったの?という疑問をいくつか残して終盤に突入し、あっという間にエンディングへ。もしかしたら私が見落としている所があるかも知れませんので、このDVDを購入して再確認したいと思っています。そう言う意味ではもう一度見たくなる映画ではあります。全編に流れるベートーベンの交響曲第7番 第2楽章の葬送行進曲はこの結末を暗示していたのかと捕えましたが、私的には4楽章が流れるエンディングも明日への希望が持てたのではないかな、と思いました。

★★★☆☆ 怖がらせたいのか、感動させたいのか

様々な『謎』がちりばめながら50年前のタイムカプセルから取り出された乱数表の意味を、宇宙物理学者のニコラス・ケイジが巻き込まれていくパニック映画。旧約聖書に描かれた『エゼキエル書』をモチーフとしているが、謎』の数々の答えが用意されているわけでないので消化不良の感は否めない。黒い石・ルシンダが死んだ理由・ケイレブが乱数表を書く理由等々、推測することはできるが明快ではなく思わせぶりだ。ニコラス・ケイジはオールマイティな演技派であるが、運命に逆らおうとするところなどは学者気質と真逆な直情型に変貌してしまうのがもったいない。もう少し自分が教えている学問に即した行動があるとよかったと思うが。また囁くものたちとの遭遇やアプローチの方法もミステリアスな雰囲気を優先しているので、ラストシーンが生きない演出になっているのがもったいない。雰囲気ありきで脚本が弱い点を除けば、娯楽映画として楽しめる内容なのは確か。ちょっと怖い内容に負けずに最後まで楽しんで欲しい。蛇足ではあるがナビを車に積んでないと役に立たない事態は困るなぁ。

★☆☆☆☆ 最低という意味での傑作なのかな

反オカルトというかオカルト否定の立場の人間がオカルトを馬鹿にするために作ったのではないでしょうか。心霊現象・超常現象・UFO現象・神秘学などの胡散臭い部分を無理やりにまとめ上げた映画としか思えません。内容は非常に陳腐で、オカルトの通俗本2・3冊を斜め読みしてつなぎ合わせただけです。前半部分のたいそうな予言は何だったの?自然現象として地球が終わるのはいいとしても、細かい飛行機事故の死者数が何の意味があるのか??それを選ばれない人間が知ってどうするの??全てがわかる神としての宇宙人が居るなら、まったく意味を成しません。オチとかのレベルではなく、予言からはじまっているのに、予言はまったく無関係なストーリです。いったいなんだったのと思ってしまいます。

作品の詳細

作品名:ノウイング
原作名:Knowing
監督:アレックス・プロヤス
脚本:ライン・ダグラス・ピアソン
公開:アメリカ 2009年3月20日、日本 2009年7月10日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:5000万ドル
興行収入:1億8300万ドル
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