ドラマ

ゴールド/金塊の行方

全てが逆転するラスト10秒

170億ドルの金塊が一夜にして消失したという事実を元にした驚愕のストーリー

ストーリー:祖父の時代から続く金鉱会社が破産寸前で途方に暮れていた経営者のケニー・ウェルス(マシュー・マコノヒー)。彼は地質学者のマイケル・アコスタ(E・ラミレス)とともに一攫千金を狙ってインドネシアの山奥へ金鉱を探しに行く。資金難、過酷な採掘現場、マラリアへの感染など苦難の日々の末、ついに史上最大の金鉱発見の知らせが届く。ニュースは瞬く間に広がり、ケニーの会社の株は急上昇。今まで相手にされなかった大会社が手のひらを返したように擦り寄ってくる中、重大な事実が発覚する。金鉱の発掘は、全くのデタラメだったのだ!

出演:マシュー・マコノヒー、エドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード、コリー・ストール、トビー・ケベル、ビル・キャンプ、クレイグ・T・ネルソン、メイコン・ブレア、レイチェル・テイラー、ブルース・グリーンウッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ジェットコースターマイニング野郎の一代記

よくある落ちぶれ人生からの成功と絶頂そしてそこからの転落。マラリアにかかったマシュー・マコノヒーのそばにいる彼が唐突に伝える大発見。その違和感がしっかりと後半に効いてくる・・・と思いきや・・・成功に群がる「何をやっているのか分からない」ウォール街の連中に食い物にされていく過程や、その先の詐欺行為。本当に大成功を収めると「何が起こっているのか分からない」という事になっていくだろうと思う。最後の最後スッキリさせてくれる映画的カタルシスは最高。

★★★★☆ 大した物語では無いが、大した事実で有りました。このままが真実だと信じたい。

かつては開拓心が有ったが、マネーゲームで財を成そうとした父。そんな背中を見て育った男が見た、夢の話。それはゴールド。マネーでは無い、ゴールド。彼はその夢をインドネシアで、ある仮説を基に金を探す男に託す。前半は無謀なほどの夢中人の大胆なサクセスを見る。豪快で逞しくもあるその姿は、家庭を夢見る女なら呆れもすれ、爽快で羨ましくもある。私なら軽く騙されるかもしれない、そんな男。自信だけなら彼の右に出る者は居ないかもしれない。破産すれすれ、マラリアにかかり、失望も山とし、それでも諦めないその姿は「モスキートコースト」の主人公を見ているよう。非常にリアルでアドベンチャーの気配はさっぱり無いが、それでも、土を掘り、泥を掻き分ける先の”期待”は、凡百の人知を超えた冒険譚より好奇心を昂らせる。私達も、”実話”と銘打たれた、この、リアルな”そこにあるアドベンチャー”の結末を、期待せずにはいられない。そんな彼に朗報が入る。浮かれ、騒ぎ、最高の気分だ。しかし…彼は思わぬ事で足を掬われる。彼は言う「マネーなんてどうでもいい」そう、彼が失ったものは”夢”?いや、おそらく”信じたこと”が無に喫したことへの失意。ある意味宝探しは、始まりと結果より”過程”が最高なのだ。私のあの日々は無だったのか?彼はかの時の写真を見ながら、収まらない不安や苛立ちに酒を浴びるように飲み、ただ、言葉を積み重ねる事しか出来ない・・・彼の高揚と混迷はこの映画でふんだんに見て、味わえる。高揚の発散の仕方はちょっとアメリカ人らしい在り来たりだけど、彼の口にしない部分の思いは、全霊で演じたマシュー・マコノヒーによってふんだんに共感させられる。そして終わる。少しだけ、後日談を残して。ちょっと実話を超えてはいないか?と思うけれど、終盤のミステリーはたくさんの期待を抱かせ、その期待に応えてくれる。それは真実?私達は真実を読み解きながら、現実は・・・と穿ってみせる。しかしやはり「夢は失いたくない」とあなたの夢見る純心が疼くことは間違いない。

作品の詳細

作品名:ゴールド/金塊の行方
原作名:Gold
監督:スティーヴン・ギャガン
脚本:パトリック・マセット
公開:アメリカ 2017年1月27日、日本 2017年6月1日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:2000万ドル
興行収入:1100万ドル
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