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人生は何度でも輝く!

絶頂期を過ぎたスターが“ジョン・レノンからの手紙”に背中を押され、家族の愛と人生を取り戻す旅に出る!

ストーリー：スターとしての絶頂期を過ぎ、もう何年も新曲を書いていないダニー(アル・パチーノ)。往年のヒット曲さえ歌っていれば、ハデな生活は続けられたが、どこか空しかった。そんなダニーに、ジョン・レノンからの手紙が届く。43年前、駆け出しの頃のダニーに書かれた手紙を、長年彼を支えてきたマネージャーが見つけたのだ。そこには、富や名声に惑わされず、音楽への愛情を持ち続けることの大切さが優しく綴られていた。もし、あの頃この手紙を読んでいたら。 いや、間に合うかもしれない、今なら・・・ダニーはツアーをキャンセル、顔も見たことのない息子に会いに旅立つ。滞在先のホテルのマネージャーは機転のきく魅力的な女性で、新曲のアイデアも湧き、新たな人生の幸先は絶好調だった。予想通り息子には激しく拒絶されるが、気立ての良い妻と可愛い孫娘を味方につけ、懸命に愛情を捧げるダニー。しかし、心を開きかけた息子は深刻な病にかかっていた。2度とこの手を離さないと決めたダニーの思いがけない行動とは?

出演：アル・パチーノ、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、ボビー・カナヴェイル、クリストファー・プラマー、カタリーナ・キャス、ジゼル・アイゼンバーグ、メリッサ・ブノワ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　スティーヴ・ティルストンの実在の歌手の半生

スティーヴ・ティルストンの半生を奇麗な映像と私が好きなアネット・ベニングと豪華な俳優で作るストーリー歌は殆ど無く　大好きなアル パチーノがヘベレけおじさんを好演な映画。

★★★★★　素晴らしい映画。

アル・パチーノの魅力を存分に味わえる映画。年齢を重ねても、色気、かっこよさを持ち続けている。マフィア物もいいけど、年老いて人生を見つめ直す役もgood。『セント・オブ・ウーマン』を好きな方にはオススメの映画です。共演の俳優も、音楽も素晴らしく、心に残る、良作です。

★★★★★　名優アル・パチーノ健在

アル・パチーノという役者さんは、圧倒的な存在感に加えて、ラテン系特有の「哭く」演技が特徴ですが、年齢を重ねてまたかつてとは別のカッコ良さが滲み出てきています。ただ、名優と言われるほどの名作に出演しているか、と言われるとこれまた？な感じで、あまり作品に固執しないのかなとも思います。本作は、久々に良いアル・パチーノの作品を観ました。後悔と欺瞞の中に生きてきた成功者（ロックスター）が、自分の人生を見直すと共に、本来愛すべき人間と正面から向き合う。そのきっかけは若き頃受け取れなかったジョン・レノンからの手紙。その手紙を手に入れたことから彼の新たな人生がスタートする。傲慢でマイペースな態度は、なかなか受け入れてもらえないものの、大切な若い命たちを救おうと彼なりに奮闘。それと同時に、自分の生業も原点に帰り、心を込めた久々の新曲を作る決意。人生の終点に近づいた1人の男の偽らざる生き様をアル・パチーノらしい堂々とした演技で魅了してくれます。アメリカンビューティのアネット・ベニング、インサイダー以来の競演となるクリストファー・プラマーも存在感十分。ベテランの俳優陣が安定した演技を魅せてくれます。ラストシーンの清々しさも秀逸。良い映画だと思います。

★★★★☆　年輪と、生きる意味と、家族と。

1970年代をロックスターとして生き、今も、その頃のヒット曲を歌い続けているダニー・コリンズ（アル・パチーノ）。40年ほど前にダニーに届くはずだったジョン・レノンからの手紙の「音楽に誠実であれ」の言葉が、人生を問い掛ける。全国ツアーを中止して、音信不通の息子の家族を訪ねる。父と息子の間で交わされる言葉、葛藤、後悔、ジレンマ、引き返せない思い。ダニーの思いが綴られたドラマを、その思いが、心に染みる深みに、この物語りに同化して、時間を忘れます。息子トムと、父親ダニーの寄り添う姿に、生かされている思いを感じました。あるネットの記事にコメディと書いてあったけど、それぞれの会話の中には、コメディのような部分もあるけど、この映画の画面の表面的な部分では見えない、心理描写の深さを感じ取る大人な物語です。アル・パチーノの演技にも引き込まれました。

作品の詳細