僕たちは辿り着けるだろうか、運命のその先に・・・
ストーリー:29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)。しかし、末期ガンに冒された彼に残された時間は多くなかった。ジェームズは、三人の親友を誘って”世界で一番好きな場所”、ウェールズ地方のバラファンドル湾へキャンプ旅行に出かける。しかし、体力が衰えつつあるジェームズをカートに乗せ、男だけの気ままな旅は思わぬトラブルとケンカの連続。次第にそれぞれが抱える葛藤や本音がさらけ出されていく。そして、目的地を目の前にしてジェームズの病状が悪化。皆の制止を振り切り、激痛に苦しみながらも前へ進もうとするが・・・。
出演:トム・バーク、ベネディクト・カンバーバッチ、JJ・フィールド、アダム・ロバートソン、ヒュー・ボネヴィル、ヘレン・グリフィン
★★★★☆ 残される人の思いだってある
本人のつらさや切なさのみならず、周囲の無力感がずしんとくる作品。自分は主人公の言動にどうにも違和感を感じてしまってベネディクト・カンバーバッチよりも、マイルズ役のJJ・フィールドのほうが印象に残っています。感想を書こうとするとどうしてもネタバレにふれそうなので、少しだけ。あのラスト、主人公よりもどうしても友人達のほうに感情移入してしまってどうしてもその後のことを考えてしまいました。物語の中でもマイルズが言っていましたが、それでも生きていかなきゃいけない辛さについて考えさせられる作品でした。
作品の詳細
作品名:僕が星になるまえに |
原作名:Third Star |
監督:ハッティー・ダルトン |
脚本:ヴォーン・シヴェル |
公開:2010年10月 |
上映時間:92分 |
制作国:イギリス |
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