スリラー

シークレット・デイ

なぜ少女たちは殺害に至ったのか…未解決《幼児誘拐事件》の闇を描く、緊迫のクライム・サスペンス!

ストーリー:地方の町オレンジタウン。初のアフリカ系判事の孫娘である赤ん坊が誘拐され、遺体になって見つかる事件が発生。いずれも11歳の少女2人、ロニーとアリスが逮捕されて少年院へ。7年後、2人が少年院を出た直後、3歳の幼女ブリタニーが家具店で何者かに連れ去られる事件が起きる。7年前の事件を担当して昇進した女性刑事ポーターが捜査に当たるが、ロニーも姿を消す。アリスは事情聴取で7年前の事件と自分は無関係と主張する・・・。

出演:ダイアン・レイン、エリザベス・バンクス、ダコタ・ファニング、ダニエル・マクドナルド、ネイト・パーカー、コモン、コリン・ドネル、ビル・セイジ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ 怖い…

難解な部分もあるが、2回観て、映画作品としてのおもしろさを感じられた。幼い頃の子供の育て方というのは非常に大切で、それがその人間の生涯を左右するということが暗にメッセージとして語られている。親が幸せでないと、子は幸せになり得ないのかもしれない。決して明るい作品ではないが、スリルというか推理を楽しむことができるし、珍しいのは、ふくよかな登場人物が物語の鍵を握っているということ。ダコタ・ファニングの存在を消す勢いのこのダニエル・マクドナルドという女優が、すばらしい演技を見せてくれた。

★★★☆☆ ラストがなければ救われない映画かな。

原作は知らないが、タイトル的にミステリーやサスペンスなのかな?と思いレンタルにて視聴しました。簡単に言えば、過去に事件を犯した少女達の真相を今さら掘り起こしていくというストーリーです。見ている限り場面の構成が唐突で、どのシーンを見ているのか解りにくい映画でした。色んな意味で説明不足も感じます。少女時代の事件が、徐々に解明されていく展開は引き込まれましたが、場面展開が早すぎて、そのせいでストーリー全体に要らない「もたつき・ダラダラ」感が目立ちました。冤罪も絡むので、誰に何に視点を置けばいいのか、その複雑な構成には見る方にも若干疲れてしまいます。少女同士のやりとりには、1種のサイコパス要素もあります。が、あくまで猟奇的殺人ではなく、少女達の力関係に基づくものであり、利用されるか利用するか、という浅はかな行いの延長にも見えました。さらにその少女の言動・行動の裏にも誰かが居るということまで描かれているので、より事態が混乱してしまいます。サスペンスとしては、かなり良い題材を扱っているのに、複雑過ぎて詰め込みすぎの編集・脚本の荒が目立つ映画なのでしょう。物語の位置づけを、もっと的確に固めていたら混乱は避けられただろうし、もっと見やすく良質なサスペンスになったかもしれまない。そう思うと色々惜しい気がしました。ただエンドロール手前のシーンだけは、迷走した割りには「やっぱ、そういうことか」と、肯定する終わり方には救われますね。映画の総合的な感想としては、誰かや何かに感情移入せずに、あくまで客観的主観に頼る映画に仕上がっています。気になる人は、レンタルなどで確かめてからの購入の有無をした方が良いと思います。個人的には少女時代を演じた子役が、現在の主人公2人にそっくりだった事が印象的でした。雰囲気(オーラ?)が重なり、違和感がありませんでした。

作品の詳細

作品名:シークレット・デイ
原作名:Every Secret Thing
監督:エイミー・バーグ
脚本:ニコール・ホロフセナー
公開:アメリカ 2015年5月15日、日本 2018年1月6日
上映時間:93分
制作国:アメリカ
興行収入:10万ドル
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