ドラマ

リトル・アクシデント -闇に埋もれた真実-

『ピッチ・パーフェクト』、『スパイダーマン』のエリザベス・バンクスが、映画祭を騒がせた本格サスペンスに挑む!

ストーリー:アメリカの小さな炭鉱町で大きな事故が発生。唯一生き残った青年エイモス(ボイド・ホルブルック)は、連日のように事故調査に駆り出され、精神をすり減らしていく。その事故で町が沸き立つ中、少年が突然疾走。母親のダイアンが懸命の捜索を続けるうち、息子が失踪した直前まで一緒にいたという少年オーウェンの存在を突き止める。このオーウェンもまた、炭鉱の事故で父親を失った被害者の一人だった・・・。

出演:エリザベス・バンクス、クロエ・セヴィニー、ジョシュ・ルーカス、ボイド・ホルブルック、ジェイコブ・ロフランド 、トラヴィス・トープ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ありがちな設定だけど無駄なく引き込まれる

最後の決着が結構つくので 西洋映画にありがちなもやもやした感じの終わり方ではない。そのあたりはほっとできるかも。全体を通して緊迫感のある雰囲気が続きます 冗長な表現もなく引き締まった感じ。カメラワークも誰かの目線で追っているいるような感じで、常にゆらゆらと揺れます。この手法を使っているドラマも最近散見される。メジャークライムあたりもそんなかんじ。話の流れも不自然なところなく、現実味あふれています。

★★★★★ 自分を追いつめるものは何か

いじめっ子といじめられっ子、経営者と労働者、狭い町で暮らす人々の立場による葛藤と横柄と卑屈。人々は生活を生きたいだけなのに誰かがを傷つき誰かに傷つけられている。死亡者の出た炭鉱事故で変わった生活を淡々と描くことで、人の命を奪うことの恐ろしさが淡々と伝わってくる。少年の気持ちに入って見ていたので、苦しみと浄化に共感できた。子供時代の嘘の苦しみを思い出す。つまらない人生でもかまわない変化のない生活を続けたいと願うつまらない男のあきらめにも共感できる。父の死によって真実を語る方向に一歩を踏み出す。大きな演出はなにもないが、一歩、もう一歩と変化していく様子をはっきりと見ることができます。たいへんよい映画でした。

★★★★☆ 複雑なヒューマンストーリー

炭坑町で起こった落盤事故で、複雑な人間模様や揺れ動く主人公達の心理的動向をドキュメントタッチで、上手く描いてると感じた。幕切れも、まあまあ良かったと思います。全体的に暗いのですが、不思議と、心に響く映画でした。

★★★☆☆ 淡々とした映画

可もなく不可もなくという感じでしょうか。淡々とした映画です。しかし、ついつい見てしまう。そういった引き込む力がありました。音楽はとても良いです。子役の演技も上手ですし、主人公も上手です。しかし、何かが足りない。もう一捻り、何か特徴的なものがあれば、より際立った作品になったように思いました。

作品の詳細

作品名:リトル・アクシデント -闇に埋もれた真実-
原作名:Little Accidents
監督:サラ・コランジェロ
脚本:サラ・コランジェロ
公開:アメリカ 2015年1月16日、日本 劇場未公開
上映時間:105分
制作国:アメリカ
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